8050で終わりじゃない。「7040問題」をアエラが特集

8050で終わりじゃない。「7040問題」をアエラが特集

  • J-CAST BOOKウォッチ
  • 更新日:2023/09/19
No image

AERA(アエラ)2023年9月25日増大号(朝日新聞出版)

2023年9月19日発売の「AERA(アエラ)2023年9月25日増大号」(朝日新聞出版)の巻頭特集は、「7040問題を家族で抱えない」と題し、老親(70代)と引きこもる中高年(40代)という社会課題を探っていく。

No image

これまでは、80代の親と50代の子の「8050問題」が注目されていたが、最近ではさらに10歳ずつ下の「7040問題」も指摘されている。

高度経済成長期を経験し、古き良き日本の価値観を大切にしている70代の親に対し、40代の子どもは就職氷河期を経験して、過去の成功モデルを実現することの難しさを痛感してきた世代だ。親子で異なる価値観に苦しみ、親子や家族の中に問題が閉じ込められているのは、8050問題と共通している。

専門家は、「しんどいといえる場が必要」「家族も当事者なので、不満を抱え込まないで」とアドバイスする。そして、問題を社会全体でサポートし合うことが大切だと語っている。特集では、7040問題という、現代日本が抱える課題を多角的に探っている。

向井康二が語る「愛のあり方」

表紙を飾る向井康二さんは、朗読劇「ハロルドとモード」の公演を間近に控える。インタビューでは、ハロルドと自分は「逆やね」と語る。愛に飢えた少年ハロルドをきっかけに「不器用でした、もっと」と明かす「昔」の話や、「種類はいっぱいある」という愛のありかたについて、照れながらもストレートに語る。向井さんが語る、「この世界に何より足りない」ものと、「人生でいちばん大事な」ものとは?

このほか、4人の子どもが東大理Ⅲに合格した「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんと、中学受験カウンセラーの「きょうこ先生」こと安浪京子さんによる中学受験に関する対談や、阪神18年ぶりのリーグ優勝、松下洸平さんと菅田将暉さんとの対談など、読み応えのある構成となっている。

その他のコンテンツは以下の通り。

岸田新内閣 「解散か死に体か」の岐路都心再開発と新球場建設 プロ野球球団が続々とサッカー日本代表は大国を「超える」車いすギャルと歩く原宿・渋谷「想定されてないのは寂しい」塩田武士が見た松本清張の背中明日海りお 自分がご機嫌になることを渡辺翔太 "帝劇0番"の光 「DREAM BOYS」レポートトップの源流 サントリーホールディングス・新浪剛史社長武田砂鉄 今週のわだかまりジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・角野隼斗現代の肖像 たかまつなな・笑下村塾代表

※画像提供:朝日新聞出版
BOOKウォッチ編集部

BOOKウォッチ編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加