
テレビ静岡
明治安田生命が行った調査で「1年前より体重が増えた人」の割合のアンケートです。
全国の20代から70代までの男女5640人を対象に2023年7月に行ったアンケート調査。2020年のコロナ禍以降 増え続けていた「コロナ太り」ですが、2023年になり「1年前より体重が増えた人」の割合が減少に転じていることがわかりました。
◆「コロナ太り」市民はどう実感?
小松建太 アナウンサー:
健康を測るうえで欠かせない体重ですが、新型コロナにライフスタイルが振り回される中で街行く人の体重の変化、どういったものがあったのでしょうか
30代:
増えましたね。やっぱり運動をしていなかったので。(Q.コロナ禍の生活は?)人ごみを避けるので買い物もあまり行かないし、ショッピングモールとかも。家にこもっている感じが多かった
50代:
単純に増えましたね。在宅が多かったので。(Qどんな生活を心がけている?)なるべく外に出るように歩く、極力動く機会を。今も特に用はないんですけれど、街をぶらぶら歩いて、健康のためにやっている
30代:
(コロナ禍で体重が増えたが)運動をするようになったら、少し戻ってきました
40代:
個人でできる運動を始めた人が周りに増えた気がしているので(5類引き下げ後 周りの人たちの変化は?)「体調がよくなった」という人が増えた気がします
やはり「ステイホームで動かなくなってしまった」という声が多かったようです。
体重が減少に転じたことについて、明治安田生命は「行動制限の解除や通勤・通学の頻度が増えて、日常生活で体を動かす機会が多くなったことが影響しているのではないか」と分析しています。
◆健康に関するアンケート(明治安田生命調べ)
コロナ禍がきっかけで健康づくりのための運動を始めた人で「はい」と答えた人は38.4%います。そのうち5類に移行後も継続している人で「はい」と答えている人が85.1%います。コロナ禍で始めた人は、今も変わらず続けているということです。
コロナ禍で「健康」について、より身近に感じるようになったようです。
秋は「運動の秋」ともいわれます。季節も運動に適してくるということで、健康のために運動を始めてみるのもいいかもしれません。