マイナカードの「署名用の電子証明書」と「利用者証明用の電子証明書」の違い

マイナカードの「署名用の電子証明書」と「利用者証明用の電子証明書」の違い

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  • 更新日:2022/11/25
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2022年10月末時点で交付率が51.1%を超えたマイナンバーカード。過半数を超えたところで、そろそろマイナンバーカードの取得を考えている人も多いでしょう。でも、いざマイナンバーカードの取得申請をしようとすると、途中で「署名用の電子証明書」と「利用者証明用の電子証明書」の発行を希望するかどうか選択する画面が出てきて、戸惑ってしまうことも……。そこで今回は、マイナンバーカードの電子証明書についてじっくり解説します。

マイナンバーカードの申請時に表示される「電子証明書」って何なの?

2万円分のポイントがもらえるマイナポイントキャンペーンの効果もあって、ついに2022年10月末時点で交付率が過半数を超えたマイナンバーカード。

さすがに「そろそろ取得しておくか!」と考えている人も多いことでしょう。マイナンバーカードの交付申請はおサイフケータイ(NFC)対応スマホがあれば意外と簡単にできます。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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しかし、いざマイナンバーカードの取得申請を行っていると、途中で急に「電子証明書発行希望有無」という項目が出てきて、どのようにしていいか悩んでしまう人もいるはずです。

そこで今回は、マイナンバーカードの取得申請をするとき迷わないように、マイナンバーカードの「電子証明書」について詳しく解説しましょう。

●総務省「マイナンバーカード交付状況について」は→こちら

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実際にマイナンバーカードを申請するときは、途中で急に「電子証明書発行希望有無」という項目が表示される。これっていったい何なの?

マイナンバーカードの「電子証明書」には2種類ある!

マイナンバーカードの「電子証明書」とはいったい何なのでしょうか?

そもそも電子証明書は、信頼できる第三者(認証局)が間違いなく本人であることを電子的に証明するもので、書類での取引における“印鑑証明書”のようなものです。

マイナンバーカードの電子証明書には「署名用の電子証明書」と「利用者証明用の電子証明書」の2種類あります。

●マイナンバーカード総合サイト「電子証明書」は→こちら

■署名用電子証明書とは?

まず、「署名用電子証明書」はインターネットで電子文書を作成・送信する際に利用するものです。

たとえば、e-Taxなどの電子申請などで必要になり、作成・送信した電子文書が、間違いなく利用者が作成&送信したものであることを証明することができます。

なお、「署名用電子証明書」のパスワードは6文字から16文字で、数字とアルファベットをそれぞれ1文字以上入れておく必要があり、5回間違えるとロックがかかってしまいます。

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こちらは、パソコンを使ってe-Taxの電子申請をするときの様子。カードリーダーでマイナンバーカードを読み込み、署名用電子証明書を使って申請することになる(筆者撮影)

■利用者証明用電子証明書とは?

「利用者証明用電子証明書」は、ログインした人が利用者本人であることを証明するためのものです。

たとえば、マイナポータルへのログインするなど、インターネットのWebサイトにログインするときに利用するほか、コンビニでの住民票や印鑑証明書の交付などでも必要になります。

なお、「利用者証明用電子証明書」のパスワードは数字4桁で、3回間違えるとロックされてしまいます。

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こちらは、スマホでマイナンバーカードのICカードを読み取るときの写真。このときのパスワードは数字4桁の「利用者証明用パスワード」で、3回間違えるとロックされて無効になってしまうので注意しよう

マイナンバーカードに電子証明書って本当に必要なの?

マイナンバーカードには2つの電子証明書がありますが、両方とも設定しておく必要があるのでしょうか?

まず、数字4桁の「利用者証明用電子証明書」はほとんどの人が設定しておいたほうがいいでしょう。その理由は、最大5,000円分のマイナポイントを取得するには必須となっているから。また、近所のコンビニのマルチコピー機で住民票や印鑑証明書などを発行するときにも必要となります。

つまり、利用者証明用電子証明書を設定していないと、マイナンバーカードのメリットを十分に生かすことができないのです。

これに対し、数字とアルファベットを組み合わせた「署名用電子証明書」については、フリーランスや個人事業主がe-Taxなどを利用し、ネットで確定申告などをするときに必要になります。

それなら“会社員にはまったく関係ないね!”と思うでしょうが、会社員でも副業などで2カ所以上の収入があったり、住宅ローン減税の初年度、医療費控除、株取引の損失などで確定申告することがあります。

したがって、マイナンバーカードの電子証明書は特別な理由がない限り、2つとも設定しておいたほうが無難でしょう。

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マイナンバーカードは身分証明書として使えるほか、コンビニのマルチコピー機を使って住民票や印鑑証明書などを発行するときにも利用できる。このときは「利用者証明用電子証明書」を入力する必要がある(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? これからマイナンバーカードの取得申請をする人は、とりあえず電子証明書は2種類とも設定しておいたほうがいいでしょう。

ただし、マイナンバーカードの有効期限は10年(20歳以上)ですが、電子証明書の有効期限は5年であることには注意が必要です。電子証明書が切れてもマイナンバーカードそのものが無効になることはありませんが、更新するにはわざわざ役所に出向く必要があるので、やや面倒です。

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マイナンバーカードの有効期限は20歳以上は10年だが、電子証明書の有効期限は5年しかない点には注意しよう(筆者撮影)

もし、マイナポイントはいらないし、コンビニで住民票を取ることもない。確定申告をパソコンからすることもないという人は、電子証明書を設定しなくてもいいかもしれませんね。

●マイナンバーカード総合サイト「電子証明書の更新手続 」は→こちら(PDF)

なお、マイナンバーカードの電子証明書が切れるとどうなるかについては、こちらの記事が参考になるでしょう。

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