「麻雀に対する考え方は100人いたら100通り」二階堂亜樹、全てを受け止めて戦う5年目のシーズン/麻雀・Mリーグ

「麻雀に対する考え方は100人いたら100通り」二階堂亜樹、全てを受け止めて戦う5年目のシーズン/麻雀・Mリーグ

  • ABEMA TIMES
  • 更新日:2022/09/29
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人気女流として長年、麻雀界を牽引してきたEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」も5年目を迎え、これまでのプロ生活ではなかったことをたくさん経験しながら、よりファン層を広めるべく戦い続けている。人気者ゆえに、様々な意見、感想が飛び交うことへの慣れもあり「麻雀に対する考え方は100人いたら100通り」と、実に懐が深い。新シーズンは、ファイナルシリーズ行きを逃せば、チーム構成も変わるという試練の年だが、口調はいつもと変わらない。

【動画】プロ麻雀リーグ「Mリーグ」昨期の戦いぶり

-亜樹さんにとっても5年目のシーズンになります。過去4年と比べて、開幕前の気持ちの余裕はありますか。

日によって違うな、という感じですね。早く始まらないかなという日と、もう始まっちゃうのかという気持ち。例年とは違う感じもありますね。普段麻雀を打っていて(調子が)いい時は早く始まらないかなと思いますが、悪い時はもっと調整してからとか、いい状態に持っていってからとか。麻雀は勝ったり負けたりじゃないですか。その日の気分で変わるのは仕方ないんですけどね。そうはいっても開幕するので、気持ちを持っていけるように、と思っています。

-長期リーグ戦とのつき合い方は、4年間の戦いでご自身の中で消化できていますでしょうか。

そうですね、自団体ともシステムが違うので、システムに合わせた打ち方をしていきます。初年度、2年目くらいまではチーム戦というのを強く意識したこともあってあまりアジャストできていなかったです。4年やってきて体に染み付いてきたことがあるので、そういった不安はないです。

-昨シーズンはチームに新たなメンバーが2人加わり、個人としてはプラスで終えました。

自分ではいい出来で入れたかと思っています。序盤は結構攻撃的な選択で、うまく行く時もあればダメな時もありましたね。もちろんそれは当然なんですけど。それが後半に向かうに連れて消極的だったり守備的だったりしました。選択がどうだったかというのは、自分の中ではわからないことなんですけど。結果的にファイナルに残れていないとか、チームとしてはよくなかったかもしれない。個人ではプラスで終われたので、よかったかもしれないし、いろいろな葛藤はありますよね。

-チームは序盤にリードしましたが、中盤からは貯金で食いつなぐような展開でした。

チームとしては序盤にバーンとポイントを持って、そこからガーッと減り出してっていう、毎年そんな感じなんですけどね(笑)。そういう時期にかかってくるとポイントを減らさないようにしようという意識がどこかにあります。昨期は特殊な状況で、TEAM雷電がすごくマイナスしちゃったじゃないですか。その部分で意識も変わっていた部分もあると思うんですよ。そういう特殊な状況で、自分たちがいいところから悪いところへ向かっていった時に、うまく気持ちを持っていくことができていなかったのかもしれないです。

チーム全体はわからないですけど、私の方が変に意識した部分があったかもしれないですね。本来ならばあまり意識している部分じゃなかったかもしれないんですよ。そこもリーグ戦だったりチーム戦だったりで難しい部分なのかな。基本的には自分のポイントがチームのポイントに直結するというのは身についています。コロナもあって松ヶ瀬隆弥さんが休んだりとか、お姉ちゃん(二階堂瑠美)が不調になったりとか、チーム的にはすごくいい状態で臨めていたわけではないですが、それは他のチームも一緒ですよね。

-姉の瑠美さん、松ヶ瀬さんが入ったチームはどんな雰囲気でしたか。

松ヶ瀬さんはめちゃくちゃいい人で、同年代というのも大きくて、スッと入ってきて馴染んだ気がします。前まではほとんどしゃべったことがなかったし、見た目もめちゃくちゃいかついし(笑)。でも、意外と見た目がいかつい人の方が優しい説があるなと(笑)。ケーキとかも作ってきてくれたりしましたから。

お姉ちゃんの存在も大きかったと思います。松ヶ瀬さんがチームに馴染めるように気を使っていました。私以外の3人(勝又・松ヶ瀬・瑠美)は同い年で、そういったところもみんなが気を使いつつ、麻雀観とかも似通っている部分もあるので衝突もないですし、すぐ馴染んで、フィットして、チームとして機能しているというのは感じました。

あとは人柄がいいですね。怒ったりキレたり人の悪口言ったりというのがない。そういう人の方が好かれるしチーム戦を一緒にやる上ではやりやすいですよ。やっぱり最初は、最悪のケースを想定するじゃないですか。松ヶ瀬さんがめっちゃ嫌なやつで、控室に入ってきても誰とも全然しゃべらないでムスッとしてるとか。そういう感じだったらもしかしたらきつかったかもしれないですけど(笑)。いつもニコニコしながらお話ししている。麻雀の話とかもするし本当にいい人です。

-Mリーグも5年目を迎えます。選手の入れ替わりもありましたが、改めて今年はどのように麻雀を外へ発信していきたいですか。

Mリーグそのものが特殊な見られ方でスタートしたと思うんですよ。大々的にそれこそ新聞とかに載るような、テレビでバンバン放送するような感じでやってきました。持ち上げられ方も特殊でした。Mリーグが始まって(初期の選手)21人の中に入れたことも光栄だなと思ったんですけど、そうは言ってもシビアな世界なのでプロとしては成績が悪かったら契約解除だったりとか入れ替えだったりとかそういうこともあって当たり前だと思うし、むしろないとおかしいと思います。

そうならないためにみんな頑張る。それは自然な形です。もちろん入れ替えられた人が弱かったとかそういうわけでもないと思うし、麻雀なのでいい時もあれば悪い時もあるし、悪い時が重なってしまって、ということももちろんあるんですけども、それ以外に成績だけではなくてMリーグに貢献できるという部分が大きかったりする人もいると思います。そういう部分を残すのか、純粋に強い麻雀が見たいのかとか、結構見てる人によって求めてることは違うと思うんですよ。

ファンが求めている全てのことを出せる人というのはいないです。だからみんなで補いながら適材適所でやってMリーグを盛り上げていければと思っているので、自分がどの担当でやるかわからないけども、自分なりにできることをやってMリーグを広めたいですね。

麻雀に対する考え方は100人いたら100通りあるわけじゃないですか。Mリーグに関しても100通りの考え方があってやっぱりみんな応援してくれていると思うので、その声に応えたいなと思います。Mリーグにも、いろいろなタイプの人がいた方がいいですね 。(視聴者は)誰かしらのファンになるじゃないですか。強い人はいっぱいいるけど、みんなたぶん自分が一番強いと思ってやってると思うんですよ。見ている人も「こっちの方が強い」というような感じで見てる方が面白いと思うんですよ。「俺の方が強い」と思って見ていてもいいし。どういう楽しみ方でもいいから、とにかく見てもらう、楽しんでもらいたいです。

-最後に目標をお願いします。今年はファイナルに行けなければチームメンバーの入れ替えもあります。

最低1人ですよね。そこの対象に自分が入らないように頑張ります。大事なところでチームに貢献できるようにというのもあるし、いろいろ難しいですが。やっぱり常に上を見て前を向いていきたいので、目指すところは優勝だし、最低でもファイナル。もし自分がチームに貢献できなくて契約解除となっても、悔いが残らない麻雀が打てるような、それくらい一生懸命練習して開幕に臨みたいなと思っています。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。優勝賞金5000万円。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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