くるくるっと通すだけ!  覚えておくと超便利なロープワーク「プルージックヒッチ」

くるくるっと通すだけ! 覚えておくと超便利なロープワーク「プルージックヒッチ」

  • BRAVO MOUNTAIN
  • 更新日:2021/10/16
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キャンプに便利なロープワークの1つ「プルージックヒッチ」を覚えましょう(撮影:矢島慎一)

できたら便利なのはわかっている。しかし、なかなか覚えられないのがロープワークです。

関連:【画像】できると超便利! 連続写真で覚える「プルージックヒッチ」

キングオブノットの異名を持つ「もやい結び」や、釣り糸や長さが足りない紐同士を結ぶのに便利な「フィッシャーマンズノット」などなど。キャンプに便利なロープワークを上げ始めればきりがありません。

なかでも、今回はロープの摩擦を利用して固定する「フリクションヒッチ」と呼ばれるタイプの代表格「プルージックヒッチ」を紹介します。

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ロープ同士の摩擦で固定する方法

プルージックヒッチは、結び目にテンションがかかるとロープ同士の摩擦で動かなくなるロープの固定方法です。テンションを緩めれば、位置を自在に動かすこともできます。

クライミングでは、ロープを使っての登り返し懸垂下降時のバックアップとして使われています。キャンプではあらかじめループ状にしておいた細引きを使い、ランタンや食器をぶら下げる輪っかを設けたり、自由に動かせる特徴を利用してタープにテンションをかけることができます。

■1、2度で覚えられるくらい簡単!

作り方は、1、2度やれば誰でも覚えられるくらい簡単です。

まず、細引きなどで小さめのループを作ってください。使い勝手の良いループの長さは、固定する対象がロープなのか、タープポールなのか、はたまた木なのかで変わります。まずは20〜30cmくらいの細引きから始めてみるのが良いでしょう。

続いて、ループを固定したい場所(ロープやタープポールなど)にかけます。

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ループが短すぎると、この穴に通す作業がやりづらくなります

折り返した端をループの中に通します。初めは、ループの結び目を通すのがやりやすいと思います。

この作業を2、3回繰り返します。2回目に穴を通すときは、前に通したロープより内側を通すと、美しく仕上がります。

前述の構造を思い返してみてください。穴を通す回数が多いほど、ロープ同士が接する面は多くなります。そのため、摩擦で固定する力はより強くなります。同様の理由で、美しい仕上がり=効率的にロープ同士が摩擦を与えられる形なので、美しく仕上がっていればしっかりと固定できます。

軽いものをぶら下げるだけなら、1、2回も通せば十分です。重たいものをぶら下げたり、テンションをかけるために使うならば、穴に通す回数を多くしてみましょう。

■これにてプルージック完成!

完成型はご覧の通り。小型のカラビナと組み合わせて、いくつかループを作っておくと、いろいろな場面に使えて便利です。

強いテンションがかかる場合は、ループの結び目が真下にこないよう(結び目に力がかかってしまうため)少しズラすとより安心です。また、ロープに結ぶ場合、細引きはロープと同じ太さのものよりも1/3程度の太さのものを使ったほうが、テンションがかかりやすいことも覚えておきましょう。

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ランタンを吊り下げたり、濡れた食器を乾かしたり

ロープワークが覚えられないのは、使う場面を想像できず、実際に使う機会が少ないため、反復練習ができないことが原因です。

まずは出発前に、プルージックヒッチが活躍してくれそうなシーンを想像してみましょう。そして、キャンプ場に着いたら様々なシーンに積極的に取り入れてみてください。

繰り返し使うことで自然と頭と体が覚えてくれます。自分なりにいろいろな使い道を工夫してみましょう。

【画像】できると超便利! 連続写真で覚える「プルージックヒッチ」

池田 圭,矢島 慎一

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