
左から吉田さん、澤田さん、浅野さん、岩澤さん、竹内さん
清川村立緑中学校女子陸上部が、10月7日(土)に横浜市三ツ沢公園陸上競技場で行われる「神奈川県総合体育大会陸上競技大会」女子4×100mリレーに出場する。同中女子陸上部の選手は4人。1人も欠けることができないプレッシャーに負けることなく、県大会出場を決めた。
出場するのは、出走順に吉田心海さん(3年)、澤田あのんさん(2年)、岩澤奈都乃さん(2年)、竹内陽歌さん(1年)。
レース経験豊富な上級生を前半に置き後続を引き離し、経験の浅い竹内さんに託すという先行逃げ切りの作戦で予選に挑んだ。県大会出場をかけた厚木愛甲地区大会決勝のタイムは、53秒03。2位の厚木中学に0・18秒差で優勝した。「うれしくて涙が出た」と4人は振り返った。
練習は授業開始前の朝と放課後。走り込みを中心に、スタミナやスピードを養う。スムースなバトンの受け渡しができるよう掛け声やタイミングを何度も確認した。部活動が休みの水曜日と日曜日は、自主トレに励んだ。部長の吉田さんは「辛い練習メニューもありますが、辛さから逃げずやってきた」と皆を称えた。
県大会出場を陰で支えたのはマネージャーの浅野心絆さん(3年)だ。誰よりも早くグラウンドに出て準備をする。選手の動きを常に気にかけ先回りする気持ちでサポートに徹した。
顧問の高田理教諭は「生徒は教えたことを確実に実践しました。さらに自分たちで考え、上をいく練習メニューをこなしてきました。その努力が実ったんだと思います」と評価した。
吉田さんは、個人種目の100mハードルでも県大会出場を決めた。
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