若菜嘉晴氏 ソフトB・藤井 6回の4失点はスタミナ面が課題 今後はベンチワークが大事

若菜嘉晴氏 ソフトB・藤井 6回の4失点はスタミナ面が課題 今後はベンチワークが大事

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2023/03/20

◇オープン戦 ソフトバンク2―5DeNA(2023年3月18日 ペイペイ)

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<ソ・D>ソフトバンク先発・藤井(撮影・岡田 丈靖)

【若菜嘉晴 視点】ソフトバンク・藤井は5回までは申し分なかった。直球の威力は素晴らしく、スライダーも効果的でフォークも縦にきれいに落ちていた。6回の4失点はやはりスタミナ面の問題だろう。特にフォークを操れなくなり、暴投、捕逸が失点につながった。

先発としては未知の投手だけに今後はベンチワークが大事になってくる。行けるところまで行けという使い方ではなく、最初のうちは球数やイニングをあらかじめ決めて送り出すのも策の一つだ。長いイニングを投げるのは理想的だが、繰り返すが先発としては未知数。登板間隔を空けるなどの配慮も必要になるだろう。

打線は栗原の好調さが目立つ。逆方向へ一発を放ったように広角に打てている。膝の故障中に上半身や体幹を鍛えた効果でスイングに全くブレがない。現状では栗原が4番に最もふさわしい。

(スポニチ本紙評論家)

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