女子400メートルリレー 日本、棚ぼた重なり五輪切符!繰り上がり出場、レース順位も繰り上げ

女子400メートルリレー 日本、棚ぼた重なり五輪切符!繰り上がり出場、レース順位も繰り上げ

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2021/05/04

◇陸上 世界リレー大会第1日(2021年5月1日 ポーランド・ホジュフ)

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女子400メートルリレー日本代表メンバー

日本の女子400メートルリレーは44秒17の1組2着で決勝に進出し、今大会の上位8カ国・地域に与えられる東京五輪の出場枠獲得を確実とした。記録上は今大会の参加条件を満たしていなかったが、新型コロナ禍による相次ぐ欠場で繰り上がり出場。さらに、レースでは同組1着のブラジルが失格し、3着から決勝自動進出の2位に繰り上がった。男子1600メートルリレーは、3分3秒31の1組1着で10大会連続切符を手中に収めた。

勝負は何が起きるか分からない。1組3着で終えた日本は、各組2着までの決勝進出を決められず、2チームが拾われるタイム順に望みを託した。しかし、1着ブラジルが失格となり2着繰り上がり。結果的にタイムで通過できたものの、最終組終了を待たずに朗報が届き、斎藤は「信じられない」と喜んだ。

胸を張って出場できる立場ではなかった。3週間前、4人は今大会の参加標準記録となる43秒90の突破に失敗。持ちタイムによる出場優先順位は世界28番目で、参加枠の24から漏れていた。例年ならここで終戦。だが、世界的な新型コロナ感染拡大で参加を見送る国が相次ぎ、繰り上がりのチャンスを得た。このレース、最終的には14の国と地域しか参加しなかった。

タイムで出場枠を得られる可能性も残されていたが、時計勝負は厳しく、この大会の決勝進出こそがほぼ唯一の道だった。しかも、平常時の大会なら予選落ち確実の44秒17で決勝進出。関係者が「ポーランドに行きさえすれば何が起きるか分からない」と語っていたとおり、棚ぼたが重なって、2大会ぶり4度目の切符をつかんだ。

1走で首位争いを演じた青山は「思った以上にしっかり走れた」と話した。6歳まではバレエ、その後9歳まで新体操を習った。長い手足が特徴の新エース候補だ。男子に押されっぱなしだった女子短距離界。千載一遇のチャンスをつかみ自国開催の大舞台に上がることは、活性化の第一歩になる。

▽参加標準記録 陸上や競泳、スピードスケートなどで大会出場を認める基準となるタイム。主催者が大会や種目のレベルに応じてあらかじめ設定し、定められた期間内に公式記録としてクリアした選手に大会参加資格が生じる。五輪や世界選手権など国際大会では主に国際統括団体が設定。東京五輪の陸上競技トラック種目は1万メートルと混成競技が19年1月1日~21年6月29日、他の種目は19年5月1日~21年6月29日(20年4月6日~11月を除く)の公式記録が有効とされている。

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