
岩手県内の企業を対象に4月に行われた新型コロナウイルスに関するアンケート調査で、「影響が継続している」と答えた企業は55%あまりと前回の調査より減少していることが分かりました。
調査は東京商工リサーチ盛岡支店が県内企業を対象に4月、実施しました。
回答があった77社のうち新型コロナの「影響が継続している」と答えた企業の割合は55.8%で、前回、2月の調査結果を10.5ポイント下回りました。
一方「すでに収束した」と回答した企業は29.9%で、前回より14.1ポイント上昇しました。
東京商工リサーチ盛岡支店は、今年3月の売上高が2019年の水準に達した企業は4割あまりにとどまっていることから、コロナ禍の影響が継続している企業が一定数あるとみています。