
レアル・マドリードのビニシウス(ロイター)
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)が来季去就が不透明なアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)の代役に、ブラジル代表ストライカーを指名した。
PSGは6月末で契約満了となるメッシと契約延長に向けて、昨年から交渉を重ねているが、いまだに合意できていない。すでにサウジアラビアのアルヒラルをはじめスペイン1部バルセロナ、米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミなど新天地の名前が浮上している。
そこで、新たなストライカーとしてスペイン1部レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(22)に照準をあわせているという。スペインメディア「DON DIARIO」は「(PSG会長の)アルケライフィは欧州王者を悩ませたいと考えている。ビニシウスに純額で3300万ユーロ(約46億2000万円)を提供する予定」と高額年俸で引き抜く計画と報じた。
ビニシウスは今季ここまでリーグ8得点をマーク。Rマドリードと2027年まで契約が残っている一方、スペインで過激な人種差別の攻撃を受けており、地元メディアは退団の可能性を報じられている。また移籍金は1億ユーロ(約140億円)を超えるとみられているが、資金力のあるPSGとすれば、大きな問題ではないようだ。
メッシの決断ととともに、PSGの動向から目が離せないようだ。
東スポWEB