【柔道マスターズ】大野陽子 執念の延長一本勝ちで優勝 女子70キロ級

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  • 更新日:2021/01/13

柔道・マスターズ大会第2日(12日、ドーハ)世界ランキング上位者で争う大会。男女各2階級が無観客で行われ、女子70キロ級で東京五輪代表補欠の大野陽子(31)=コマツ=が決勝でマディナ・タイマゾワ(21)=ロシア=に縦四方固めで一本勝ちし、優勝した。男子73キロ級で2017年世界王者の橋本壮市(29)=パーク24=と女子63キロ級の鍋倉那美(23)は、ともに決勝で負けて2位だった。

女子70キロ級の大野が、東京五輪代表補欠の意地を見せた。今年初戦で貫禄の優勝を果たした。

3試合を勝ち上がって迎えた決勝。31歳の大野は10歳下の2019年世界ジュニア2位に立ち向かった。パワフルな投げを何度もこらえ、延長戦の1分59秒に腕の関節を固めながら縦四方固めでがっちり抑え込んだ。

島根・大田市出身。幼少期は木登りや川遊びが大好きで、「バランス感覚はそこで鍛えられたもの」。韓国選手との準々決勝は技ありを奪われたが、鍛え上げられた体幹を武器に背中を抱えて内股からの寝技で逆転した。鬼気迫る表情で闘う執念さはベテランの域に達しても健在。11カ月ぶりの国際大会で優勝につなげた。

東京五輪女子70キロ級代表は17、18年世界選手権2連覇の新井千鶴(27)=三井住友海上=が内定。18年世界選手権3位の大野は補欠選手に選ばれる。「年齢は気にしていない」。畳上で躍動するため、愚直に稽古を重ねる。

大野 陽子(おおの・ようこ)

1989(平成元)年11月27日生まれ、31歳。島根・大田市出身。6歳の時に柔道を始める。浜田市立第一中-立命館宇治高を経て立命大(産業社会学部)卒業。2012年にコマツ入社。18年世界選手権3位。18、19年世界選手権男女混合団体戦優勝メンバー。グランドスラム(GS)は通算5勝。得意技は内股と寝技。信条は「不断の努力」。169センチ。

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