ミシュラン星付き料理店がコラボ! 今話題の「デンクシフロリ」とは!?

ミシュラン星付き料理店がコラボ! 今話題の「デンクシフロリ」とは!?

  • CREA WEB
  • 更新日:2020/10/16

和食とフレンチ。シェフのセンスとアイデアを融合

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目印はこの建物。GEMS AOYAMA CROSSの地下にその店はあります。

青山の細い路地に弧を描く外階段が印象的な商業施設GEMS AOYAMA CROSSがオープン。その地下1階に飲食業界注目のレストラン「デンクシフロリ」が誕生しました!

実はこちら、ふたつの有名料理店のコラボによって生まれた店なのですが、どこの店とどこの店なのか、お気づきですか? ヒントは店名に隠されています。

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型染作家の小倉充子さんが手がけた暖簾が客を迎える。

店の名前は「デンクシフロリ」。なにやら暗号のような名称ですが、これを“傳・串・フロリ”に変換してみると、勘の良いかたならピンとくるはず。

そう、日本料理の名店として知られる「傳」と、フレンチの名店「フロリレージュ」が、串をテーマにタッグを組んだ夢のような店なのです。

ちなみに両店ともに「ミシュランガイド東京2020」で2ツ星を獲得。加えて傳は「世界のベストレストラン50」のランキングで、3年連続日本勢トップを誇ります。

長谷川シェフと川手シェフがメニューを開発

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空間デザインは、建築家・インテリアデザイナーの甲斐晋介さんが担当。

実は傳とフロリレージュがあるのは、同じ神宮前2丁目。ご近所の縁もあり、傳の長谷川在佑シェフとフロリレージュの川手寛康シェフは、プライベートでも仲が良く、その関係性ゆえに今回のコラボが実現しました。

提供するのは串料理ですが、焼鳥、串焼き、串揚げのように一括りにはできない、和食とフレンチの魅力を串でつないだ、サプライズ感たっぷりの創作料理です。

アーティスティックなふたりが、次々にひらめくアイデアやイマジネーションを掛け合わせると、どんなメニューが誕生するのでしょうか?

水引模様の三つ折りの紙。楽しい時間の始まりを予感

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深みのある色合いに魅了される膳は、越前塗のもの。

席数はコの字型カウンターのみの18席で、椅子に座ると、目の前にセッティングされた膳の上に、水引のデザインがあしらわれた三つ折りの紙が置かれています。

実はこれ、開くと献立表が登場。特別な時間の始まりを予感させる演出に心が踊ります。

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お献立と書かれたメニューは、フランス語と日本語をあえて混在させています。

食事は、料理7品にデザート1品のおまかせコース(9,800円)のみ。献立表に記されたメニュー名は「ピジョン えび」や「フラン 水牛モッツァレラ」のようにちょっぴり謎めいています。

キーワードのような名称を頼りに料理の姿や内容をあれこれ想像してみるのも、この店の楽しみ方のひとつかもしれません。

目前でのプレゼンテーションで期待は最高潮に!

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イタリアン出身の森田祐二シェフのセンスも、デンクシフロリには欠かせない。

料理の多くは、客の目の前で仕上げをしてから提供されます。このひと手間はいわば映画の予告編のようなもの。

見ているうちに料理への期待が自ずと高まります! 盛り付けているのは「ブーダンノワール りんご」ですが、果たしてどんな料理なのでしょう!?

シェフふたりのアイデアが皿の上で見事に融合

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りんごのみずみずしさが新鮮な「ブーダンノワール りんご」。

ネタバレになってしまいますが、こちらが「ブーダンノワール りんご」です。ブーダンノワールとは豚の血を使ったソーセージのことですが、この店ではそれを揚げ物に。

川手シェフは以前からブーダンノワールを揚げたらおいしいのでは? と思っていたそうで、温めていたアイデアを今回実現しました。

フレンチでは付け合わせにソテーしたりんごを添えることが一般的ですが、これはりんごのガリを合わせています。

さらにマスタードの代わりに和からしを使用。ガリと和からしは長谷川シェフの提案によるものです。

ふたりの遊び心や料理への飽くなき探究心が掛け合わさった結果、まだ誰も見たことも食べたこともない串料理が完成しました。

こうしたメニューが、デザートを含めて8品も楽しめるのがデンクシフロリなのです。

〆のデザートはボリュームも抜群

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小鹿田焼の器に盛り付けられた「煎茶プリン」。

こちらはデザートの一例の「煎茶プリン」。若干強めにカラメルを焦がしたプリンの上に煎茶のクリームをたっぷりのせて、てっぺんに茶葉をあしらったひと品。

煎茶のほのかな苦味がプリンの甘さを引き立てた、大人のスイーツです。濃厚でボリュームもあり、この上ない満足感を味わえる内容になっています。

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店に入って正面にある花飾り。「piLi flower design works」の大類淳子さんによるもの。

ドリンクは、ビール、ワイン、日本酒、サワー、ハイボール、お茶割、焼酎、そして、ノンアルコールがラインナップ。

例えば、沖縄のカーブチーという小さな青みかんの果汁とウォッカで作ったサワー「カーブチ カー(皮)ブチー(厚い)」や、お茶割の「大麦焼酎 青鹿毛×台湾茶 八八金萱」など、好奇心をくすぐられるドリンクが揃います。

店の女将である橋本恭子さんのイチオシはテキーラのハイボールで、熟成期間の異なるビアンコ、レポサド、クリスタリーノの3種類を用意。

テキーラは料理を邪魔することなく、お互いの良さを引き出し合いながら楽しめるので、これらを順番に飲んでいくのもオススメとのこと。

とはいえ、いずれもどんな食事にも合うドリンクばかり。料理とのペアリングを楽しむもよし、直感に身を任せて、飲みたいものを飲みたい順番で自由に飲むのもよし。自分の好きなように頼めばOKです。

おいしいものは地下にあり! 美食への階段がそこに

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こちらの階段入り口から地下へ。

デンクシフロリについて長谷川シェフと川手シェフは、あまり深く考えることなく、純粋に“うまい、うまい!”と言いながら楽しんでほしいそう。

おいしいものを食べて幸せな気分になりたい時は、迷わず地下への階段を下りましょう。

その先には食のワンダーランドとも言える、高揚感にあふれた空間が広がっています。

デンクシフロリ

所在地 東京都渋谷区神宮前5-46-7 GEMS AOYAMA CROSS B1F
電話番号 03-6427-2788
営業時間 17:00~23:00(二部制 17:00~、20:00~)
定休日 月曜、不定休
https://denkushiflori.com/

文・撮影=石川博也

石川博也

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