ペットの災害対策として準備しているものTOP3、3位キャリーバッグ/ケージ、2位ペットシーツ、1位は?

ペットの災害対策として準備しているものTOP3、3位キャリーバッグ/ケージ、2位ペットシーツ、1位は?

  • @DIME
  • 更新日:2023/03/20

3月11日をきっかけに考えたいペットの災害対策

2023年3月11日で東日本大震災から12年が経った。災害発生時に住民は、緊急避難を余儀なくされたため、ペットが自宅に取り残されたり、飼い主とはぐれ放浪する例が多数生じた。

この災害を受け環境省は「<一般飼い主編>人とペットの災害対策ガイドライン」を定め、正しくペットと避難する方法やノウハウを提示している。

では実際に、飼い主は災害対策について正しく理解できているのだろうか。TYLは、改めて災害について考える日ということで、20~60代の犬の飼い主352名に対し、「ペットと災害に関する意識調査」をおこなった。

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犬にしつけや健康管理をおこなっている飼い主は約9割。実際におこなっているしつけや健康管理は?

20~60代の犬の飼い主352名に対し、「ペットの犬に対し、しつけや健康管理をおこなっていますか?」と質問したところ、89.2%の犬の飼い主が「はい」と回答した。

「はい」と回答した犬の飼い主に対し、「実際におこなっているしつけや健康管理を教えてください」(複数回答可)と質問したところ、1位「『待て』『おいで』『お座り』『伏せ』などの基本的なしつけをする」で244票、2位「狂犬病予防接種(義務)に加え各種ワクチン接種をする」・「シャンプーやトリミングにより身体を清潔に保つ」で同率190票、3位「犬フィラリアやノミ・ダニなどの寄生虫を予防・駆除する」で188票という結果に。

一方で最も実施していないしつけや健康管理は、「不妊去勢処置をおこなう」で、112票(35.7%)であった。

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ペットの犬が行方不明にならないための対策をおこなっている飼い主は約6割

「ペットの犬が行方不明にならないための対策をしていますか?」と質問したところ、64.5%の犬の飼い主が「はい」と回答。

「はい」と回答した犬の飼い主227名に対し、「実際におこなっている行方不明にならないための対策を教えてください」(複数回答可)と質問したところ、「首輪と迷子札をつけている」が最多で149票(65.6%)、「マイクロチップを挿入している」が86票(37.9%)、「鑑札、狂犬病予防注射済票をつけている」が80票(35.2%)という結果になった。

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ペットの犬の避難用品と備蓄を準備している飼い主は約半数。用意している避難用具や備品は1位「ペットフード、水」

「ペットの犬の避難用品と備蓄を準備していますか?」と質問したところ、54.8%の犬の飼い主が「はい」と答えた。

「はい」と回答した犬の飼い主193名に対し、「実際に準備している避難用品や備蓄を教えてください」(複数回答可)と質問したところ、1位は「ペットフード、水」で155票、2位は「ペットシーツ」で112票、3位は「キャリーバッグやケージ」で109票、最下位は「食器」で50票という結果に。

最後に「これまでにペットの犬と避難訓練を実施したことがありますか?」と質問したところ、実施したことがある犬の飼い主は29.5%で、実施したことがない飼い主のほうが多いという結果になった。

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調査概要
調査テーマ:ペットと災害に関する意識調査
調査方法 :インターネットリサーチ
調査対象者:20~60代の犬の飼い主352名
調査実施日:2023年3月6日~3月9日
調査主体:株式会社TYL
回答引用元:環境省「災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」

関連情報:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h3009a.html

構成/Ara

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