20年以上のキャリア持つMC・KILLah BEEN、5年ぶりのアルバム「音儀」リリース

20年以上のキャリア持つMC・KILLah BEEN、5年ぶりのアルバム「音儀」リリース

  • 音楽ナタリー
  • 更新日:2020/09/16

KILLah BEENの3rdアルバム「音儀」が10月28日にリリースされる。

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KILLah BEEN「音儀」ジャケット

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KILLah BEENは20年以上のキャリアを持つMCで、2013年に1stアルバム「公開」、2015年に2ndアルバム「夜襲」をリリース。約5年ぶりのアルバムとなる「音儀」には、先行配信中の「SHADOW」を含む全12曲が収録される。YouTubeではトレイラー映像を公開中。3rdアルバムリリースの発表と併せて、2ndアルバム「夜襲」の配信も解禁された。

SIRCORE コメント

KILLah BEENの三作品目がいよいよ世に出る。五年ぶりの作品と聞いて色々思いが溢れてきた。十数年前、Nasは落ちぶれたシーンを憂いて「ヒップホップは死んだ」と言い放った。彼は「どれも同じに聴こえる/皆商業主義に走ってる」と言った。背景には右へ倣えで流行りのサウンドを模倣する状況があった。さて、日本のヒップホップはどうか。私から見ればいまの日本にも同じ言葉が当て嵌まるように思えて仕方がない。似通ったサウンド一辺倒の日本のヒップホップはいま正に瀕死状態にあると言っていい。言葉尻を捕らえる競技ばかりに注目が注がれ、転売屋の如くカルチャーには愛情が注がれない。その証拠に「音」と「言葉」と「背景」の三拍子揃った総合芸術は殆ど姿を消してしまった。そこに目を覚ませと言わんばかりのカウンターパンチを食らわすのが、アングラ番長ことKILLah BEENであり、アルバム「音儀」である。音を聴けば彼がビート選びにおいて並外れたこだわりを持つことが分かる。おそらくそれは彼が心底音楽を愛して止まないDiggerであることに起因する。ただし勘違いしないで欲しい。KILLah BEENの創意に富む音楽は懐古主義者たちが集う為にあるのではない。現状を打破し、新たな未来で再会する為である。どこまでも先へ突き進んで行けるようなサウンドを堪能しながらリリックを追って行くと、見ている景色が変わる。思いが結集し、目頭が熱くなる※。KILLah BEENの作品にはそういう力がある。
※KILLah BEEN自身が十年以上ぶりにビートを作成したという、#08のInterludeを是非聴いてみてください。

- SIRCORE

KILLah BEEN「音儀」トラックリスト

01. ALIVE prod. D.I.K cuts. DJ BEHARD
02. PROOF prod. DJ琥珀 & LORD 8ERZ
03. 蜘蛛斬り feat. BUZZ & KILLA EAT prod. BELL FLIP
04. LCG48 prod. JUCO
05. CRISP prod. alled cuts. DJ TRIPPiN’
06. ANSWERS prod. D.I.K
07. SHADOW prod. BUGSEED
08. BUM ( INTERLUDE ) prod. FZA
09. SIGN prod. FLASH PISTON
10. DADAH feat. COBA5000 prod. 7SEEDS
11. DAGGAH prod. RUFF cuts. RUFF
12. LEAKIN' prod. DOPEY cuts. DOPEY

音楽ナタリー

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