日本シリーズの勝ち方とは? 日本一計15回の鷹・工藤監督が語る勝負の“鉄則”

日本シリーズの勝ち方とは? 日本一計15回の鷹・工藤監督が語る勝負の“鉄則”

  • フルカウント
  • 更新日:2020/11/20
No image

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

「打てない選手を打てないまんま終わらせるのが日本シリーズ」

巨人とソフトバンクが戦う「SMBC日本シリーズ2020」は21日に京セラドームで幕を開ける。4年連続の日本一を目指すソフトバンクか、2012年以来8年ぶりの頂点を狙う巨人か。19日には出場資格者40人も発表され、いよいよ決戦に向けて空気も昂ってきた。

昨年と同じ顔合わせとなった今季の日本シリーズ。昨年はパ・リーグ2位からクライマックスシリーズを勝ち上がったソフトバンクが4連勝と、巨人を圧倒して3年連続日本一の座を掴んだ。

このシリーズでソフトバンクは巨人打線を完璧に分断した。重要視したのは坂本勇人、丸佳浩、岡本和真の中軸3人。4試合で坂本を17打席で1安打、丸を16打席で1安打、岡本を16打席で3安打に封じた。中軸を抑え、眠らせたままにできたことが4連勝に繋がった。

19日の練習を終えたソフトバンクの工藤公康監督はこう語る。「打てない選手を打てないまんま終わらせるのが日本シリーズなんで、そこをどう見つけて断ち切っていくか大事。うちは断ち切らさせないようにどうするかが大事」。打てない選手を打てないまんま終わらせる――。これこそが日本シリーズでも重要な鍵となる。

現役時代には14度のリーグ優勝、11度の日本一を経験している工藤監督。指揮官となってからも4度の日本一に輝き、今年は監督として5度目の日本一に挑むことになる。誰よりも日本シリーズの勝ち方を知っていると言える。

第1戦を重要視する工藤監督「第1戦取った方が圧倒的に有利」

その工藤監督が、1999年の日本シリーズで当時中日にいた関川浩一氏(現3軍打撃兼外野守備走塁コーチ)をキーマンと見定め、第1戦で徹底的に関川氏の打撃を崩しにいったのは良く知られた話。そのままシリーズ終了まで関川氏は1本の安打も打てずに、当時のダイエーは日本一に輝いた。

鍵を握るのはやはり第1戦だ。ここで相手を波に乗せるか、眠らせるか、はその後のシリーズの行方を左右する。工藤監督は「1戦目も探り合いにはならない。どっちが先に取るかなので。探っているうちに日本シリーズが終わってしまう、という可能性もある。先手必勝です。第1戦取った方が圧倒的に有利だと私は思ってます」と初戦の重要性を口にする。

「調子が良くない人が急に良くなることは難しい。シリーズの場合は1本出れば、というところもありますけど、それはウチも多分そう。どうやってシリーズにうまく入らせないようにするかも大事。1本がキッカケになることもある」とも工藤監督は言う。

今季も鍵は坂本、岡本、丸の中軸になるのか。4年連続日本一を狙うソフトバンク。日本シリーズを知り尽くす工藤監督はまず第1戦でシリーズの流れを掌握しにかかる。(Full-Count編集部)

Full-Count編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加