
浜田防衛大臣は、今月末に韓国で行われる多国間訓練に海上自衛隊の護衛艦が自衛隊旗である旭日旗を掲げて入港すると明らかにしました。
「5月31日に韓国で実施されるPSI海上阻止訓練に参加する際、海上自衛隊の護衛艦は国内法令等にのっとって自衛艦旗を掲揚いたします」(浜田防衛大臣)
旭日旗をめぐっては2018年10月、当時の文在寅政権が、「日本軍国主義の象徴」であるとみなし、韓国・済州島で行われた国際観艦式で旭日旗の掲揚を自粛するよう求めました。
これに対し、防衛省は旭日旗は自衛艦旗として日本の法令で掲揚する義務があるとして、参加を取りやめる判断をしていました。
今回、自衛隊の護衛艦が旭日旗を掲げて韓国の釜山港に入港することについて、防衛省関係者は「日韓関係改善の表れだ」と背景を説明しています。(ANNニュース)