
鹿児島テレビ
マグロのはえ縄漁など、約1カ月の実習を終えた鹿児島大学水産学部の練習船が19日、鹿児島市に帰ってきました。
19日午前9時前、鹿児島市南栄の港に帰ってきた鹿児島大学水産学部の練習船「かごしま丸」。
「かごしま丸」には、水産学部の航海士を目指す学生ら14人が乗船して、パラオと沖縄に寄港するなどしながら、6500キロ以上を約1カ月かけて航海しました。
学生は操船や海図の見方を学んだほか、海に浮かぶゴミの調査やマグロのはえ縄漁を体験しました。
また、パラオでは養殖施設の視察や高校生との交流も行いました。
実習を終えた学生
「心に残ったのは船酔い。めっちゃしんどかった。30度くらい船が揺れた(傾いた)日があって、酔い止めを飲んでもきつかった」
「航海士の大変なところとか楽しいところがある程度分かったと思うので、これから頑張って海技士免許を取り将来は立派な海技士になりたい」
学生は21日まで船で寝泊まりし、後片付けなどをして下船するということです。