「父親が山から下りてこない」60代男性が一時不明 野塚岳で今季3人目の遭難 19日午後、自力下山 広尾町

「父親が山から下りてこない」60代男性が一時不明 野塚岳で今季3人目の遭難 19日午後、自力下山 広尾町

  • HBCニュース
  • 更新日:2023/03/24
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北海道広尾町の野塚岳で、18日に入山した60代男性の行方がわからなくなり、警察などが捜索していましたが18日午後、男性は自力で下山しました。

一時行方がわからなくなったのは、東京都大田区に住む自営業の61歳男性です。
19日午前9時前、男性の10代の息子から「父親が山から下りてこない」と警察に通報がありました。
警察によりますと、2人は旅行で広尾町を訪れていて、18日午前5時すぎ、野塚岳付近の路側帯に車を停め、男性は「車で待っていて」などと息子に言い残し、野塚岳に入山しました。
車を止めた場所は、携帯電話が通じない場所で、10代の息子は1日経っても男性が戻らなかったため、電波がつながる場所まで行き、警察に通報したということです。
道警は、ヘリコプターで上空から捜索していましたが、午後1時すぎになって、男性は警察や消防が待機する野塚岳の登山口に自力で下山して来ました。
下山が遅れた原因についてはまだわかっていません。

野塚岳では、先月、50歳の男性と68歳の男性が相次いで遭難し、68歳の男性は中腹で心肺停止の状態で発見され死亡が確認されています。

3月19日(日)午後4時27分配信

HBC北海道放送

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