福島県内で大規模な災害が発生したという想定で、県警本部が道路の情報を収集・共有する訓練を行いました。
訓練は県内で震度6強の揺れを観測したという想定で行われ、交通機動隊など60人が参加しました。県警では大規模災害が発生した際、道路の被害状況を交通管制センターに集約しています。
訓練ではまず、交通機動隊と高速道路交通警察隊が、高速道路や主要な国道など災害時に緊急車両が通る道路を点検し、管制センターに異常を伝えました。
連絡を受けた管制センターでは地図などに情報を書き込むなど、情報の収集から共有までの流れを確認しました。
福島県警交通規制課・佐久間正和課長「災害が起こってしまった場合には、早く被害状況を確認することが、対策の第一歩になるので、早期の情報収集が必要」
県警ではこうした訓練を定期的に実施することにしています。