上田桃子が逆転負け “魔の最終日”払しょくできず「自分でも分からない」最大8打差リードを守れず 後半急失速ダブルボギー2つ

上田桃子が逆転負け “魔の最終日”払しょくできず「自分でも分からない」最大8打差リードを守れず 後半急失速ダブルボギー2つ

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2023/03/20
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最終日、8番の第2打後、ボールの行方を追う上田桃子

「女子ゴルフ・Tポイント×ENEOS・最終日」(19日、鹿児島高牧CC=パー72)

首位から出た上田桃子は5バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの74でスコアを二つ落とし、通算11アンダーで3位に終わった。2日目終了時の4打リードを守れなかった。

上田は1番パー5で第3打をピン奥1メートルにつけてバーディー発進。その後は2番で4メートル、3番で50センチ、4番が20センチ、5番も30センチにつけて5連続バーディー。「やることを一つ一つやっている感じだった。すごくピタピタきていた」と18アンダーまで伸ばし、この時点で10アンダーで2位の青木瀬令奈に8打差をつけたが、まさかの大暗転となった。

8番をボギーとすると、11番パー4はティーショットから3打連続でバンカーに入れるなど4オン2パットのダブルボギー。左ドッグレッグの13番パー5は、ショートカットを狙った第1打が左の林に入り、グリーン右バンカーからの第4打を1度で出せず5オン2パットで再びダブルボギー。着々とスコアを伸ばしてこのホールをバーディーとした青木に逆転され、一気に2打差をつけられた。

「後半は11番のダボはティーショットをフェアウエーに置けなかったのがよくなかった。13番はいいティーショットを打ってああいう結果。15番もディボット。17番も風が違ってバタバタしてしまって。やることをやったのに、うまくいかない感じになった」

上田は昨季終盤のTOTOジャパン・クラシックと伊藤園レディースで2週続けて首位で迎えた最終日に逆転負け。再び優勝を逃し「調子自体も後半はそんなに悪くなかった。もうちょっとこうした方がというのはあるが、自分でも分からない。フィーリングが悪くなったというより集中力だと思う」と振り返った。

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