
サソリが描かれているエンブレムでおなじみの自動車ブランド「アバルト」。そのブランドから、「695 Turismo(以下ツーリズモ)」と「695 Competizione(以下コンペティツィオーネ)」の販売が開始された。どのようなクルマなのか、くわしくみていこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/Stellantis Japan
■サソリエンブレムでおなじみのアバルトから極上モデルが登場!!

アバルト695ツーリズモには、ハッチバックとカブリオレの2種類が用意されている(全長3660×全幅1625×全高1490mm/WLTCモード:13.2km/h)
2023年3月14日にステランティスジャパンは、アバルト「695ツーリズモ」と「695コンペティツィオーネ」を発表。同日販売開始された。また「695ツーリズモ」には、カブリオレタイプ「695Cツーリズモ」も設定。ベース車であるフィアット500に、アバルトの真骨頂と言える極上のチューンナップを施した。
この2台のボディカラーには、グレー(ソリッド/メタリック)、ホワイト、ブラックが用意されている。「695コンペティツィオーネ」のみ、上記の色のほかにレッド(スペシャルソリッド)が設定されている。
グレードによって、希望のボディカラーが選べない場合もある。さらに、カーボンエクステリアミラーキャップを採用したことで、凛々しい装いを演出しているとのことだ。
インテリアには、ヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用した。いっぽう、「695コンペティツィオーネ」のシートには、カーボンシートバックシェルを追加装備することで、スポーツ走行時のドライバーをサポートする役目を持つ。さらに、全グレードにBeats製プレミアムサウンドシステムが搭載されている。
■気になるエンジンと燃費は? アバルトならではのスポーツ性能が半端ない!!

アバルト695コンペティツィオーネには、左ハンドルMTモデルも用意されている(全長3660×全幅1625×全高1490mm/WLTCモード:14.2km/h)
気になるパワートレインには、1.4L直列4気筒DOHCインタークーラーターボエンジンを搭載。最高出力180ps、最大トルク230Nm/2000rpmを生み出す強力なエンジンによって、ダイナミックな走りを実現した。
足回りには、KONI製サスペンションとBrembo製ブレーキキャリパーをフロントに標準装備し、放熱性と制動力を発揮する。それにより、日常使いから、スポーツドライビングまで安全に楽しむことができる。
燃費は、WLTCモードで13.2km/hである。「695コンペティツィオーネ」のみ、左ハンドルの5速MTが用意されており、WLTCモード14.2km/hとなる。
この2台は、このブランド内で高性能の証である「695」の名を冠しており、アバルトが誇るスポーツ性能と快適性能のバランスに優れたモデルだ。走る楽しさをぜひ味わってほしい。
【アバルト「695 Turismo」/アバルト「695 Competizione」車体価格】
アバルト「695 C Turismo」:493万円~(AT/右ハンドル/カブリオレ)
アバルト「695 Turismo」:457万円~(AT/右ハンドル)
アバルト「695 Competizione」:480万円~(MT/右ハンドル)
アバルト「695 Competizione」:500万円~(AT/右ハンドル)
【画像ギャラリー】アバルト極上モデル「695ツーリズモ」「695コンペティツィオーネ」をチェックする!!(15枚)
ベストカーWeb