情けなくて泣けた入院中の姿

情けなくて泣けた入院中の姿

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  • 更新日:2022/11/26

❏❏❏ 回顧録:2007年5月24日 東京・慈恵医大病院

第3クール3日目(Day-3)

この日はだるくて立っていられず、シャワーは、車椅子に乗って、身体を洗った。

入院病棟という所は、不便なところだ。

相部屋の場合、シャワー室を順番に借りて入浴する。

看護師と相談して、時間を決めたり、シャワー室の前にある小さなホワイトボードに名前を書いて時間スロットをとる。

ここにいる人たちは、全員、体調の良くないひとたちだ。

だからシャワー室には、プラスチック製の車椅子があって、そこで座って体を洗うこともできるようになっている。

シャワーは、1日1回だ。

私はシャワーが好きだから、日に2~3回は入りたい。

個室に移ってからは、部屋に小さなシャワー室があるので、何回も入れた。

入る時には、腕につけていた点滴のルートを、途中のコックの所ではずして、

網包帯で覆い、さらに、ビニールで覆って、水が入らないようにしてシャワーを浴びる。

車椅子に座りたかったので、看護師に伝えると、濡れてもいいタイプの車椅子を持ってきてくれた。

車椅子に座り、シャワーを浴びながら体を洗っていると、泣けてきた。

情けないのだ。

私は自分の脚で立って、シャワーを浴びる事すらできない。

悔しくて、情けなくて、泣けてきた。

早く退院したい。

1日でも早く退院したい。

そんなことをつぶやきながら、水に打たれていた。

大久保淳一

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