
川内原発の運転延長を巡り、鹿児島県の塩田知事は原子力規制委員会などに厳正な対応を求める要請書案について、県民から意見募集する考えを示しました。
■塩田知事■
「県民投票という形での〇×というよりは、きょう頂いた報告書と意見に対して、具体的に県民の皆様の考えを聞くような形で、意見募集のような形で考えている」
原則40年の運転期限が迫る川内原発を巡っては、九州電力が去年10月に20年の運転延長を原子力規制委に申請し、現在、審査が行われれています。
塩田知事は26日、提出された運転延長の検証結果を取りまとめた県の専門委員会の報告書などを踏まえて、原子力規制委や九電に対して厳正な対応を求める要請書を提出するとし、その前に要請書案について県民から意見募集する考えを示しました。
県は来月14日に検証結果に関する住民説明会を開き、15日から意見募集するとしています。