中国代表MFチェン・ビンビンはなぜJリーグ行きを決断した? 日本サッカーに感じた可能性

中国代表MFチェン・ビンビンはなぜJリーグ行きを決断した? 日本サッカーに感じた可能性

  • FOOTBALL ZONE
  • 更新日:2022/09/23
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富山MF陳彬彬(チェン・ビンビン)【写真:(C)KATALLER TOYAMA】

【特別インタビュー】チェン・ビンビンが富山移籍を決めた理由は「新しい世界を見られる」

日本のサッカーファンのみなさま、こんにちは。中国サッカーメディアにて活動をしている久保田嶺です。今年8月、日中サッカー界で衝撃のニュースがありました。中国人選手がついにJリーグへやってきたのです。J3カターレ富山の37番、MF陳彬彬(チェン・ビンビン)選手、中国1部・上海海港からの期限付き移籍です。数年の時を経てやってきた中国人選手。なぜJリーグへ来たのか、日本の生活はどうか、直撃しました。ようこそJリーグへ。
◇   ◇   ◇

――チェン・ビンビン選手、ようこそ日本へ。Jリーグへ来てくれて非常に嬉しいです。

「そう言ってもらえて僕も嬉しいです。今日はよろしくお願いします」

――8月に移籍が決定して約1か月。日本の生活はどうですか?

「すごく快適に過ごしています。日本食はどれも美味しいですね。もちろん富山県のお寿司も食べました。富山は海に面していますよね? 非常に新鮮でした」

――日本語の勉強はどうですか?

「まだ始めたばかりですが、少しずつやっています。例えば、チームメイトとの挨拶は覚えました。『お疲れ様です』『おはようございます』はばっちりです(笑)」

――移籍について教えてください。どのような経緯で、カターレ富山への加入が決まりましたか?

「両チーム(上海海港とカターレ富山)が話し合いをし、そして僕としても日本サッカーの雰囲気は良く、新しい世界を見られることはとてもいいチャンスだと思って移籍を決断しました」

――日本サッカーにはどんな印象を持っていましたか?

「Jリーグのチーム、横浜F・マリノスなどとはACL(AFCチャンピオンズリーグ)でも対戦したことがありますし、日本サッカーはレベルが高いと思っています」

――日本で好きな選手、印象的な選手はいますか?

「やはりドルトムントで活躍していた香川(真司)選手は印象が強いです。その後マンチェスター・ユナイテッドへ行きましたよね。あとは横浜F・マリノスの仲川輝人選手は対戦した時にいい選手だなと思いました。スピード、突破力がとても優れていますね」

――ちなみに好きな中国人選手は誰ですか?

「やはり目標にしているのは武磊(ウー・レイ)選手です。中国で一番の選手なので」

「カターレ富山のJ2昇格に貢献できるように」新天地デビューを目指す

――今回の移籍は中国国内でも注目されていて、支持する声も多いと思います。その反応をどう感じていますか?

「各種報道やサポーターのコメントは読みました。応援してくれているファンにはとても感謝しています。支持してくれて嬉しいです」

――カターレ富山について聞かせてください。一緒に練習してみていかがですか?

「チームメイトのレベルも高く、環境はいいです。カターレ富山のチーム関係者やサポーターもみんな良くしてくれて快適に過ごしています。富山駅前でビラを配るといったチーム活動も新鮮で、素晴らしいことだと思います」

――仲良くなった選手、よく話す選手はいますか?

「日本語が話せないので、英語ができる選手と比較的コミュニケーションを取っています。これからですね」

――カターレ富山と上海海港ではどちらのレベルが高いですか?

「一概には言えません。上海には上海の良さがあり、富山には富山の良さがありますね。比べられないという答えになります」

――では最後に、出場を待ち望むカターレ富山のサポーター、日本サッカーファンへ一言お願いします。

「上海海港から来ましたチェン・ビンビンです。みなさんの温かい応援ありがとうございます。カターレ富山のJ2昇格に貢献できるよう、そしてみなさんの期待に応えられるように頑張ります。よろしくお願いします!」

[プロフィール]
チェン・ビンビン/1998年6月10日生まれ、中国出身。上海海港(中国)―富山。中国1部通算62試合1得点7アシスト、中国代表通算12試合1得点4アシスト、J3通算0試合0得点。高い身体能力を生かした瞬発力と爆発力は中国国内の同世代でもトップクラスのアタッカー。左サイドを主戦場とし、1対1の突破や左足から繰り出す高精度クロスで見せ場を作る。富山へのレンタル期間は2022年12月31日まで。(久保田嶺 / Rei Kubota)

久保田嶺

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