散策時の「ルール」を啓発 区ホームページで冊子入手可〈横浜市緑区〉

散策時の「ルール」を啓発 区ホームページで冊子入手可〈横浜市緑区〉

  • タウンニュース
  • 更新日:2023/05/26
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マナー啓発を呼び掛ける冊子

市民の森などを散策する際に便利な「市民の森・公園のルール&マナー」冊子がこのほど、区のHPからダウンロードできるようになった。

同冊子は、新治里山公園内にある「にいはる里山交流センター」がマナー啓発を目的に作成したもので、同センターには常に置かれている。

新治里山公園を管理するNPO法人にいはる里山「わ」を広げる会の吉武美保子事務局長によると、以前から市民の森内で園路から外れて野鳥の撮影などをした人に対して警告を意味する黄色いマナーカードを配布してきたという。

2020年4月の緊急事態宣言直後から新治里山公園の来訪者数が急増。2019年度の4万4866人と比較すると20年度は5万9057人、21年度は5万9820人と19年度の約1・3倍で推移した。その中で目立ったのがマナー違反者。近隣の新治市民の森の中では「穴を掘った跡」「火を燃やした跡」「テント泊の跡」(テント利用は可能だが夜間の利用はNG)などが確認されている。冊子は「少しでも近隣の豊かな自然を守りたい」との思いで作成したという。

冊子の中には【1】散策路からはずれずに歩こう【2】持ち帰るのは思い出だけ、とっていいのは写真だけ【3】持ちこまない・放さない――などの注意喚起がイラストとともに掲載されている。

来訪者急増に関して吉武事務局長は、市内最大級の規模を誇る新治市民の森は十日市場駅から徒歩圏内ということもあり区外からも多くの人が訪れたのではないかと分析し「自然を守るためルールを守ってほしい」と話す。

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区のHP

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