前回からの続き。私、ユイは現在30代のママです。20歳の大学生の頃を振り返ってお話しします。当時私は古びたアパートで一人暮らしをしていました。ある夏の日、友達二人が私の部屋に遊びに来て怪談話をすることになりました。


Aともう一人の友人はアパートの前まで迎えにきたAの彼氏の車に乗りました。残された私は部屋の前から「じゃあ、またねー」と手を振り見送ります。私は髪を染めていて茶髪だったのですが、帰っていったAからはメッセージが届いたのです。

怖くて泊まりに来てもらうと、なんと! 彼氏もその晩同じ目にあいました。毎晩毎晩繰り返される金縛り。このままでは生活できないと思った私は、親に頼み込んで別のアパートへ引っ越しをすることに……。すると現象はピタリとやみました。
怖い話を楽しんでいたせいで住んでいた部屋に何か……いや「誰か」を呼んでしまったのでしょうか? 皆さん「家での怪談話」はくれぐれもお気をつけください。
【身の毛もよだつ恐怖の体験:第十九夜】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・小松 編集・井伊テレ子
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