
一礼してグラウンドを去る智弁和歌山・中谷監督
「選抜高校野球・2回戦、英明3-2智弁和歌山」(19日、甲子園球場)
1回戦1試合と2回戦2試合が行われた。第3試合で英明(香川)が3-2で智弁和歌山(和歌山)との接戦を制し、5年ぶり3度目の出場でセンバツ初勝利を挙げた。
春夏通算4度の優勝経験を誇る伝統校の智弁和歌山が創部初となる2季連続の初戦敗退となった。何度も得点のチャンスは作ったが、決め手を欠いた打線。1点ビハインドの八回1死満塁の好機もあと1本が出ず、生かせなかった。中谷仁監督(43)は「気迫負けしているような。もっとがむしゃらに夢中で戦ってほしいなと思うんですけど。そこは僕の責任」と明確となった課題を挙げ、反省した。