
舞の海秀平氏
大相撲秋場所9日目(18日、両国国技館)NHKでテレビ解説を務めた舞の海秀平氏(55)=元小結=が、自身の現役時代を振り返った。
実況の三瓶宏志アナウンサー(54)から「舞の海さんは初の大関戦というのは覚えてらっしゃいますか?」と尋ねられると、「もう忘れました。(相手は)誰でした?」と逆質問。「貴ノ花でした。平成5年名古屋場所、突き出しで敗れています」と説明する三瓶アナに対し、「ああ! 突く力も強烈でしたね」と懐かしんでいた。
■舞の海 秀平(まいのうみ・しゅうへい)本名・長尾秀平。昭和43(1968)年2月17日生まれ、青森県出身。木造高―日大を経て平成2年、出羽海部屋に入門。同年夏場所幕下付け出しデビュー。3年春場所新十両。同年秋場所新入幕。最高位は小結。幕内通算241勝287敗12休、技能賞5度。11年九州場所で引退。現在は大相撲中継の解説のほかスポーツキャスターでも活躍。