17年ぶりの女子だけの大会「COLORS」を5月に開催。メインはSARAMI vs渡辺彩華のタイトル戦【修斗】

17年ぶりの女子だけの大会「COLORS」を5月に開催。メインはSARAMI vs渡辺彩華のタイトル戦【修斗】

  • TOKYO HEADLINE
  • 更新日:2023/03/20
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「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2」(3月19日、東京・後楽園ホール)で5月21日に修斗では約17年ぶりとなる女子だけの大会「COLORS」を東京・ニューピアホール(昼の部)で開催することが発表された。

日本の女子格闘技界のレジェンド、藤井惠さんが最高戦略責任者(CSO)に就任に就任する。

藤井CSOは「修斗はすでに20年以上続いていますが、今回、17年ぶりとなる女子だけの修斗の大会を開催したいと思います。名前は修斗ではなく『COLORS Produce by SHOOTO』。COLORSは色ということなんですが、選手一人ひとり得意なもの、見せたいもの、個性がある。その個性を最大限に生かして、このリングやケージの中で爆発していただいて、自分色に皆さんを巻き込みながら、そこから世界に羽ばたくような選手を育てていきたい、送り出してあげたいという気持ちを込めて、このCOLORSという名前にさせていただきました」などと発表した。

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そして「女子格闘技が、自分が現役時代から大好きなので、できることがあればサポートしていきたい。今、女子修斗はチャンピオンのSARAMI選手、澤田選手を筆頭に、そこに続けとばかりに熱い女子の戦いが繰り広げられています。ここ後楽園ホールや東京だけではなく、広島、大阪、香川、沖縄、北海道の札幌といろいろなところで女子の試合が盛り上がっています。試合を組んでいただいています。そういう地方の方々の熱い思い、プロモーターの方の熱い思い、そして選手たちの熱い思いをまずここに持ってきて、みんなで全国中の元気をいただいて、女子の修斗をさらに盛り上げていきたい」との決意を述べた。

ここで世界女子スーパーアトム級王者SARAMI(パンクラスイズム横浜)を筆頭に16人の選手が呼び込まれ、世界女子アトム級王者の澤田千優(AACC)が「もっともっと“女子もかっこいいな、強いな”と思ってもらえるような試合をたくさんしたい、選手のカラーに染めていけるようにしたいと思っているので、応援のほどよろしくお願いします」と挨拶。

そして同大会のメインイベントでSARAMIに渡辺彩華(AACC)が挑戦するチャンピオンシップが行われることが発表された。

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渡辺は「修斗ではまだ2戦目なんですが、タイトルマッチを組んでいただきました。ケガから復帰後、初戦で藤野選手、2戦目が黒部選手、そしてSARAMI選手。なかなか修羅の道を歩んでいます。逆にこのマッチメイクをプラスにとらえるとニュースターの誕生を切実に求められているということだと思っています。SARAMI選手が強いのは十分、分かっていますが秘策を用意しているので、タイトルマッチを期待していてください」と決意表明の後に「ひとつだけちょっと心配なことがあって。黒部さん、SARAMI選手と婚活に行かれる話って本当ですか?」と黒部三奈に話を振る。黒部は「行くんだけど、大事な試合が決まっちゃったんで、それが終わるまで待つわ。しっかり防衛して」とSARAMIにエール。

黒部とSARAMIのやり取りに渡辺は「ベテラン勢の包囲網が怖いと思っていて。味方が欲しいので、浜崎さん、味方になってもらえますか?」と客席にいた同門の浜崎朱加に呼びかけると浜崎もOK。渡辺は「ニュースター渡辺彩華が誕生する瞬間を会場で見てください」とタイトル奪取を宣言した。

SARAMIは「女子大会のメインイベントということは今知りました。約1年半ぶりの修斗のケージでの試合、楽しみにしています。ニュースターとかベテランとかどうでもいいので、5分5R、30分かけて倒しに行くので、みなさん楽しみにしていて下さい」とこちらは王者の貫禄を見せた。

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.2」(3月19日、東京・後楽園ホール)◆メインイベント・第8試合「世界フェザー級チャンピオンシップ」5分5R○SASUKE(王者・初防衛戦/マスタージャパン東京)(2R1分49秒、TKO)飯田健夫(挑戦者・同級世界1位/フリー)●◆セミファイナル・第7試合 フライ級5分3R●関口祐冬(修斗GYM東京)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)○◆第6試合 ストロー級5分3R○安芸柊斗(MMAZジム)(1R3分49秒、TKO)澤田龍人(AACC)●◆第5試合 ライト級5分3R○マックス・ザ・ボディ(BRAVE)(1R1分18秒、KO)菅原和政(マスタージャパン福岡)●◆第4試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R△竹原魁晟(パラエストラ松戸)(判定0-0=19-19、19-19、19-19)上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム)△◆第3試合「インフィニティリーグ2023」フェザー級5分2R浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO)(中止)CHAN-龍(MMAZジム)※2022年度フェザー級新人王※前日の本計量、当日の再計量ともにCHAN-龍が規定体重をクリアできず試合は中止。浜松は不戦勝となり勝ち点3を獲得。◆第2試合 バンタム級5分2R○野瀬翔平(マスタージャパン福岡)(1R2分53秒、チキンウイングアームロック)新井拓巳(ストライプル新百合ヶ丘)●◆第1試合 バンタム級5分2R●榎本明(リバーサルジム東京スタンドアウト)(1R4分52秒、スリーパーホールド)スソン(KRAZY BEE)○◆オープニングファイト・第2試合 キッズ修斗公式戦 キッズ4・28kg契約3分1R●杉本 越(AACC)(1R31秒、レフェリーストップ)吉村柚咲(X-TREAM EBINA)○※腕十字◆オープニングファイト・第1試合 キッズ修斗公式戦 キッズ2・25kg契約2分1R○杉本 開(AACC)(1R1分29秒、腕十字固め)遠藤千帆(心技館)●

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