サガテレビ
食料品などの支援が必要な人が24時間いつでも無償で持ち帰ることができるコミュニティフリッジが九州では初めて佐賀市に開設しました。
14日、佐賀市に開設した「佐賀コミュニティフリッジ」。
食料品や日用品の支援が必要な人が、時間や人目を気にせず24時間いつでも無償で持ち帰ることができるまちの冷蔵庫です。
空き家を活用した支援に取り組む佐賀市のNPOなどが10年以上取り引きがない「休眠預金」を活用し開設したもので、全国では5例目九州では初めての取り組みです。
インターネットや電話で登録した人のみが専用アプリを使い入口の鍵を開けることができる仕組みで、14日から登録ができ順次利用できるということです。
【NPO法人空家・空地活用サポートSAGA 塚原功代表】
「ひとり親世帯の住居の支援をやっていくなかで、食料の支援が実は本当に必要だなと。コミュニティフリッジで支援の輪が広がって温かい地域づくりができたら」
食料品などは全て寄付によるもので、運営開始時は県内のひとり親家庭約1500世帯を対象とし、長期的には県内全域の貧困家庭約6000世帯まで拡大していきたいとしています。