春の自律神経の乱れには簡単ストレッチ。仰向けでも、立ったままでも即できる

春の自律神経の乱れには簡単ストレッチ。仰向けでも、立ったままでも即できる

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  • 更新日:2023/03/19

今の時季、なんだか疲れが取れない…そう感じている人も多いかと思います。ひょっとするとそれは自律神経の乱れが関係しているかもしれません。今回はヨガインストラクターの高木沙織さんに、自律神経のバランスを整えるストレッチを教えてもらいました!

春の「だるい」「よく眠れない」は自律神経の乱れのサインかも!

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自律神経が乱れてるのかも…?(※画像はイメージです)

日中の気温が20度を超えるようなポカポカな日が続いたかと思えば、肌寒さを感じる日もあったりする春は、1年のなかでもっとも寒暖差が大きい季節。それゆえ、気温の変化に応じて体温をコントロールする“自律神経”に負担がかかり、リズムが乱れがちになってしまいます。

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また、春は環境の変化も多い季節であることから、緊張やストレスも相まって、心と体が興奮モードのときに働く“交感神経”が優位な状態が長く続くようにも…。

ここ最近、「だるい」「疲れやすい」「食欲がわかない」「よく眠れない」…こんなお悩みを抱えている方は、自律神経のバランスが乱れているサインかもしれません。

●背骨周辺のストレッチで自律神経のバランスを整える!

背骨は自律神経の通り道。そこで、「自律神経のバランスが乱れている」と感じたときにおすすめしたいのが、“背骨周辺”のストレッチです。背骨や背骨周辺の筋肉を動かして緊張を緩めてあげると、自律神経のバランスを整える効果が期待できますよ。

ここからは、自宅で簡単にできる背骨周辺のストレッチを3つご紹介していきます。

●1:座っておこなうストレッチ

(1) あぐらの姿勢で座る。

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ポイント:骨盤を立て、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せます。

(2) 【息を吸って】骨盤を前傾させ、胸を突き出す

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(3) 【息を吐いて】骨盤を後傾させ、背中を丸める。

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ポイント:骨盤の動きとあわせて、背骨を滑らかに動かしましょう。ゆっくりと5~10回ほど繰り返します。

●2:仰向けでおこなうストレッチ

(1) 仰向けになる。ひざを立てたら足を床から持ち上げて、腹部に引き寄せる。

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ポイント:両手はひざの裏に添えます。

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(2) 足を胸のほうまで引き寄せたら、反動を使って上体を起こす。

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反動を使って上体を起こす

ポイント:反動は軽めにつけること! 背骨を床に押しつけるようなイメージで前後に転がる動きを、10~20回を目安におこないましょう。

●3:立っておこなうストレッチ

(1) 足幅を広げて立ったら、両腕を頭上に伸ばして手を重ねる。

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ポイント:足は腰幅よりも広く開きます。ひじを伸ばして、二の腕が耳の横にくるように軽くうしろに引きましょう。

(2) 【息を吐いて】上体を右側に倒す。

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ポイント:上体が前やうしろに傾かないように、なるべく真横に倒しましょう。手を遠くに伸ばすようにすると、ストレッチが深まります。息を吸いながら(1)の姿勢に戻ったら、吐きながら左へ。呼吸に合わせて、5回を目安に繰り返しましょう。

(3) 【息を吐いて】上体を前に倒す。

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ポイント:股関節から折り曲げるように上体を倒し、手を前にグーッと伸ばします。呼吸を5回ほど繰り返しましょう。

(4) 【息を吐いて】前屈をする。

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ポイント:上体の力を抜き、背中を軽く丸めた姿勢で呼吸を5回繰り返します。手は床につかなくてもOK。足の伸びがつらい方は、ひざを軽く曲げましょう。

以上、背骨周辺のストレッチ3種類をご紹介しました。

テレビを見ながら、好きな音楽を聴きながら、またはちょっとしたすき間時間や寝る前の時間などを使っておこなえば、心身の緊張が緩んでリラックスできますよ。

腰をはじめ、体の様子を見ながら無理のない範囲でおこなってください

高木沙織

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