
子どもたちがスポーツで防災を学んだ。
関東大震災から100年を迎え、今回初めて開催されたイベントでは、約100人の子どもたちが、担架で人形を運ぶレースなど3種類の防災スポーツを行った。
中でも、火災が起きた際に煙の中を低い姿勢で移動することを想定したコーナーでは、子どもたちが大苦戦。
参加した子どもたちは、「片手で押すのが難しくて頭で押しちゃった」、「こういう練習とかをすると、災害時に役立つんじゃないかと」と話した。
元サッカー日本代表の石川直宏さんや、現役のスポーツ選手も参加した。
元サッカー日本代表・石川直宏さん「1人じゃどうしようもない状況の中で、みんなで協力することだったりとか、準備と協力っていうところで、(スポーツと防災が)共通する部分もある」
担当者は、今回のイベントにはチームスポーツの選手に協力してもらうことで、思いやりの心を学んでほしいと話していた。