
テレビ熊本
患者の病歴などを県内の医療機関などが共有するシステム『くまもとメディカルネットワーク』が持つ医療データの活用に向け第1回の連携会議が開かれました。
24日の連携会議には熊本県と県医師会、熊本大学病院などの関係者が出席しました。
『くまもとメディカルネットワーク』は、質の高い医療の提供を目指し患者の病歴や薬の処方歴などを県内の医療機関や介護施設などが共有するシステムで、約10万人の患者情報が登録されています。
熊本県はこのシステムが持つビッグデータの活用を検討していて、24日の会議では参加者から「どこまでのデータを扱うかは慎重に検討すべき」や「アメリカなどの先進事例を参考にしては」などの意見が挙がったということです。
連携会議ではデータの活用に向けた課題や論点を整理し、今後の方針をまとめることにしています。