成田山新勝寺で護摩札づくり 梵字に願い込め 初詣は分散呼び掛けず

成田山新勝寺で護摩札づくり 梵字に願い込め 初詣は分散呼び掛けず

  • 毎日新聞
  • 更新日:2021/09/15
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護摩札に丁寧に文字を書く僧侶=千葉県成田市で2021年9月15日午前10時16分、中村宰和撮影

千葉県成田市の成田山新勝寺で15日、2022年の初詣客に授ける護摩札づくりが始まった。僧侶がモミの木の札に、本尊の不動明王を表す梵字(ぼんじ)を書き込んだ。新勝寺は、新型コロナウイルスの影響で21年は正月三が日をできるだけ避ける分散参拝を呼び掛けたが、22年は「安心してお参りできるよう万全の感染対策に努める」として例年通りに初詣客を迎えたいとしている。

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護摩札は僧侶が墨はけで梵字を書き、筆で「長い間安全に過ごせるよう念じる」との意味の一文をしたためた。僧侶の寺口照慧(しょうえ)さん(47)は「新型コロナの疫病退散と早期収束、一日も早く日常生活が戻るよう切に願いながら一字一字を丁寧に書いた」と話した。職員が家内安全や商売繁盛、交通安全と書かれた紙を巻き、紅白の水引を掛けて仕上げた。12月末まで作業を続け、大小7種類の60万体を用意する。

新勝寺は22年の初詣について、新型コロナワクチン接種が進み、各種の感染対策が定着していることなどから、現時点で分散参拝の呼び掛けをしない。境内が混雑した場合、警備上や感染対策のため入場規制を実施する。寺口さんは「十分な対策を考え、参拝者をお迎えしたい。感染の状況によっては分散参拝の呼びかけを考えなければいけない」と説明している。

感染拡大前の20年の正月三が日には318万人が訪れた。新型コロナの影響で21年の初詣客は大幅に減った。【中村宰和】

毎日新聞

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