山形県酒田市では今、銅版画家・武田史子さんの作品展が開かれています。
【写真を見る】「想像が広がる」銅版画家 武田史子さんの作品展
モノトーンの世界に浮かぶ、水滴が描かれた気球。
銅版画家・武田史子さんの作品「彷徨う星」です。
武田さんの作品は、国際的な公募展・高知国際版画トリエンナーレ展で入選するなど、国内外で高い評価を受けています。
酒田市の本間美術館で開かれている作品展では、初期から現在に至るまで、60点の作品が展示されています。
その作品の特徴は、銅版画特有の黒のグラデーションの美しさ。
空想と現実が入り混じった独自の世界観に、思わず見入ってしまうほどです。また作品の中には、完成した版画に、直接、色を塗っているものもあり、見る人を驚かせていました。
来館者「あとから色を付けている部分が単色でアクセントになるように描かれているのがかっこいい」「グラデーションが写真みたいにきれいに出るのがすごい」「タイトルがおしゃれなつけ方想像が広がる」
武田史子銅版画展は来月17日まで開かれています。