豚熱ワクチン接種 鹿児島県は9月27日から 初回は約86万頭対象

豚熱ワクチン接種 鹿児島県は9月27日から 初回は約86万頭対象

  • KTSニュース
  • 更新日:2023/09/19
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鹿児島テレビ

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8月、佐賀県の養豚場で豚やイノシシの伝染病、「豚熱」が発生したのを受け、鹿児島県は9月27日から86万頭を対象にワクチン接種を開始すると発表しました。

豚熱は、ウイルスによる豚やイノシシへの伝染病で、強い感染力と高い致死率が特徴です。

8月、佐賀県の養豚場で感染が確認され、国は鹿児島を含む九州7県を、感染を予防するワクチン接種の推奨地域に指定しました。

指定を受けた7県のうち、大分や佐賀など北部九州4県では19日から接種が始まりました。

一方、鹿児島県は19日、県内の養豚農家では9月27日から、ワクチンの接種が始まると発表しました。

初回の接種対象は、生まれたばかりの子豚や出荷前の豚を除く522農場の約86万頭にのぼり、接種は当分の間実施される見通しです。

県はこのワクチン接種に関わる費用として2億8000万円あまりの補正予算を追加計上しています。

県内では、38年前の1985年を最後に豚熱の発生は確認されていません。また豚熱は、人には感染せず、仮に感染した豚を食べても人体に影響はありません。

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