
東京ヴェルディの選手 撮影:中地拓也
3月19日、J2リーグ第5節が行われ、藤枝MYFCがホームに東京Vを迎えて対戦。まさかの結果と内容となった。
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2勝2敗と五分の星で迎えたこの試合で、藤枝は大量失点してしまう。前半に3失点すると、後半18分にも失点。一方、攻撃陣は沈黙して4点差で時間が進む。
そして、この試合で最後の得点が後半29分に決まる。スコアを動かしたのは再び東京Vで、22歳のMFが圧巻の技術とアイディアを見せたのだ。
この場面は、右サイドからのクロスをファーで東京Vの選手がシュートするも相手GKにはじき返され、そのはね返りが林尚輝によって北島祐二に渡される。北島はペナルティアークの中でボールを受けると、ゴールとの間にはGKも含めて相手選手7人がいる。
味方選手も含めれば北島の前にはスペースがまったくない中でのプレー選択を迫られたが、そこでこの22歳が採用したのはループシュートだった。相手選手の頭上を通り越す軌道を描いたボールは、ゴール左隅へとフワリと吸い込まれ、鮮やかすぎる5点目を決めたのだ。
■4位に浮上!
このゴールには、称賛と興奮の声が相次いだ。
「全員をボールウォッチャーにしたビューティフルゴール」
「誰?この天才は???」
「マジ上手ぇ…」
「これはもう惚れるしかない」
「あの人数でやるアイデアではない、すごい」
「オシャレすぎるJリーグ初ゴール」
東京Vはこの勝利で勝点3を積み上げて4位に浮上。藤枝は13位となっている。
サッカー批評編集部