今年3月、徳島県阿波市で父親を殺害し、死体を遺棄した疑いで逮捕されていた40代の男の刑事責任能力の有無を調べる「鑑定留置」が26日終わりました。
この事件は、今年3月2日、徳島県阿波市の40代の男が、自宅で同居していた父親の頭をハンマーで殴るなどして殺害し、遺体に布団をかぶせるなどして隠したとして、殺人と死体遺棄の疑いで逮捕されていたものです。
男には知的障害があり、検察では刑事責任能力の有無を調べるための鑑定留置を3月27日から行っていました。
26日、その期限が終了し、身柄が警察署へと移されました。
検察では今後、拘留期限となる6月2日までに男を起訴するかどうかなど、処分を決定する見通しです。