高校生アスリートがインターハイを目指して戦う岡山県高校総体・陸上競技大会が、きょう(26日)開幕しました。
大会には今年1月の全国女子駅伝で岡山県代表として活躍したドルーリー朱瑛里(しぇり)選手が女子1500mに出場し、堂々とした走りで優勝しました。
約1000人の高校生アスリートがインターハイを目指して競う岡山県高校総体陸上競技大会。注目は昨年度の全国中学ランキングで1位、今年、津山高校に入学したドルーリー朱瑛里(しぇり)選手です。
ドルーリー選手は女子1500mに出場、予選では自分の順位を確認する余裕を見せながら4位でフィニッシュ。5分10秒92のタイムで決勝へ駒を進めます。
そして決勝。ドルーリー選手は立ち上がりからレースを予選よりもハイペースで進めます。終盤、バックストレートでギアを上げたドルーリー選手。2位を大きく突き放しトップでフィニッシュ。1年生ながら堂々とした走りで大会初優勝を飾りました。
さらに、記録更新が注目されるのは男子砲丸投げです。今年5月、岡山県の高校記録を更新した玉野光南3年の伊加海璃(いが・かいり)選手です。
記録は15メートル53センチ。自身の持つ県記録更新とはなりませんでしたが、見事、大会新記録での優勝です。
(玉野光南 伊加海璃選手)「最後の県総体で優勝できことは嬉しいですが、まだまだ記録を伸ばして行きたいです。インターハイで3位以内に入賞したいです」
岡山県高校総体の陸上競技はあさって(28日)まで行われ、ドルーリー選手はあす(27日)、女子800mの予選などに出場します。