
いわゆる「大麻グミ」を食べて救急搬送される人が相次いでいる問題で、北海道厚生局麻薬取締部は、21日午後5時ごろ、札幌市中央区にある雑貨店に立ち入り検査に入りました。
今野瑞夕記者(札幌市中央区・21日午後5時過ぎ)
「現在、店内には多くの取締官がいます。立ち入り検に入っているとみられています」
道や関係者などによりますと、今月4日、札幌市で20代の男性2人が市内の店で買った「大麻グミ」と「リキッド」を使って体調不良を起こし、病院に救急搬送されました。
2人はすでに体調が回復していて命に別状はありませんが、検査の結果では、大麻成分の陽性反応が出ていました。
厚労働省の専門部会は、大麻の有害成分に似た合成化合物「ヘキサヒドロカンナビヘキソール」を、21日、指定薬物に追加することを了承しました。
これを受けて、22日、指定薬物に追加され、来月2日から規制対象になります。
HBC北海道放送