山形県庄内町ではきょう、涼やかな金魚が主役のまつりが始まりました。
尾びれが長く、優雅に泳ぐ姿から、「振袖金魚」とも呼ばれる庄内金魚。
庄内町ではきょう、夏の風物詩・「しょうない金魚まつり」が始まりました。
成澤よしみ養魚場
成澤恵美子さん
「今年はイベントも(コロナ禍)前に戻ってきたので、すごくワクワクした気持ちできょうの日を迎えました。
はりきって金魚を持ってきました」
庄内金魚を育てる、成澤恵美子さんです。
赤と白の鮮やかな模様が特徴の庄内金魚は、
およそ100年前に旧余目町で生まれた、まさに地元の誇り。
会場では、庄内金魚をはじめ、およそ10種類の金魚が売られていて、きょうも朝から多くの人が訪れていました。
宮城県から訪れた人
「なかなか宮城ではないかなという感じで、きれいな金魚がたくさんいたので良かったです」
購入した人
「池があるから水槽ではなくて、上からのぞいて美しい(庄内金魚が)好きです」
成澤よしみ養魚場
成澤和也代表
「庄内金魚のファンがかなりいるので、夏にかけて各地のイベントも開催できるようになっているようですし、がんばって皆さんに金魚を届けたいと思います」
「しょうない金魚まつり」は来週月曜日まで開催されています。