
相次ぐ見直しの声 “脱マスク”どうする? 新型コロナウイルス 13日は新規感染者423人 《新潟》
マスクを外して外を歩ける日が近いのでしょうか。閣僚や専門家などからはマスク着用の見直しを求める声が上がっています。
一方で、5月13日、新型コロナウイルスの新規感染者が7日連続で前の週を上回るなど増加傾向となっています。街の声を聞きました。
13日の県内では新たに423人の感染を確認。感染者の内訳は、新潟市で180人、長岡市で46人、上越市で33人などです。7日連続で前の週の同じ曜日の感染者数を上回りました。
こうしたなか、いま相次いでいるのが・・・。
【松野官房長官】
「屋外での人との距離が十分ある場合マスクを外すことを推奨している」
【東京都医師会 尾崎治夫会長】
「今後の着用の見直しというのをしていってもいいのではないかというふうに考えております」
屋外での“脱マスク”についての発言。海外ではマスクを外す動きが見られていて、日本でも着用の見直しを求める声があがっているのです。
【街の人は】
「賛成です。屋内だったらつけますけど外だとあんまり意味ないのかな」
こちらの大学生は熱中症対策として運動時など適宜外すようにしているといいます。
【大学生は】
「熱中症にかかって死亡するリスクの方がコロナウイルスにかかって重症化してしまうリスクよりも高いと思うので」
「暑いですし周りに人がいなければ外した方がいいかな。必要なものだとは思っているんですけどある程度の臨機応変さはいるんじゃないか」
また、子どものマスクについても、山際経済再生担当大臣が「マスク着用について議論しなければならない」と発言するなど見直す意見が出ています。
1歳と4歳の男の子を育てるお父さんは・・・
【1歳と4歳の子がいる父親】
「私は賛成ですね。小さい子はどうしても自分で我慢できなくて外したりすることありますし。呼吸のしにくさだとかコミュニケーションをとる上で表情の動きだとかそういった部分すごくマスクによって支障があるのかなと」
“マスクは外さない”という人も。
【街の人は】
「年齢的にうつすのも嫌だし友達も70歳過ぎているからみんなやっぱり不安だわ」
【街の人は】
「息苦しいから外した方がいいとは思うんだけど大勢の中にでると私みたいな年寄りが一番先になるでしょ。外さない方がいいと思います」
感染が収束しない中での“脱マスク”に慎重さを求めていました。これからやってくる梅雨や夏の時期。脱マスクについて県の担当者は・・・。
【県感染症対策・薬務課 昆伸二課長】
「感染予防対策の一番大切なのものはマスクだと思っていますので基本的にはしていただきたい」
県はマスクの有効性を呼びかけつつ、熱中症予防の観点から「屋外で人との距離が離れていれば“脱マスク”で対応してほしい」ということです。