石川県内のタクシー運賃が6月26日から15年ぶりに値上げされることになり、新しい料金に改定されます。
県内のタクシー会社各社は、燃料費の高騰により経営環境が厳しくなっているとして、運賃の改定を北陸信越運輸局に要請していました。
値上げは15年ぶりで、改定内容では中型車と小型車の区分を廃止し、普通車に統合されます。金沢市と周辺区域がエリアの金沢地区では、初乗りの距離がこれまでのおよそ1・6キロから1・2キロ程度に短縮され、金沢地区以外の石川地区でも、初乗りの距離はおよそ1・4キロから1キロ程度になります。
また、初乗り運賃はいずれも上限が600円、下限が550円、その後の加算運賃は100円で、実質の値上げ率は14%から15%程度です。
例えば、金沢駅から県立中央病院まで初乗り600円で利用した場合、これまで小型車で1020円、中型車で1110円ほどだった運賃は普通車で1200円程度になります。
新しい運賃は6月26日から適用されます。
