日本への来訪者が増えた際の「ホテル不足」の切り札として、また災害時の「避難シェルター」として、注目が高まりつつある「コンテナホテル」。兵庫県に新たな施設が、今春開業を予定している。

兵庫県加西市に春頃オープンする「HOTEL R9 The Yard 加西」
レジャーや観光目的はもちろん、リモートワークの増加やコロナ禍での宿泊施設不足にも対応するコンテナホテルは、「動くホテル」や「レスキューホテル」とも言われており、その自由自在な形状から、被災地ではシェルターとしての役割を担うことも。今後の日本にとっては重宝されそうな施設となっている。
今回はそんなコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard 加西」が兵庫県・加西市に開業。都市部からは少々離れており、産業振興地域ではあるものの、自然豊かで国宝「法華山一乗寺」なども有するエリア。近辺にはゴルフ場などもあるため、「ちょっと遠出」するにはちょうどいい宿泊拠点となりそうだ。
コンテナとはいえど、なかにはベッド、テレビ、冷蔵庫、バス、トイレが完備しており、ビジネスホテルと変わらないクオリティ。価格は部屋タイプによって異なるが、1名5600円〜、2名8000円〜となっている。詳細は公式サイトにて。