
下部ツアー2勝目を挙げた富村真治(JGTO提供)
男子ゴルフ・ABEMAツアー 太平洋クラブ・チャレンジ最終日(26日、埼玉・太平洋C江南C=7053ヤード、パー71)5位から出た富村真治(32)=ザイマックス=が7バーディー、1ボギーの65で回って通算11アンダーで、10年ぶりの下部ツアー2勝目を挙げた。2打差の2位は久保田皓也(25)=シャトレーゼホールディングス、生源寺龍憲(25)=エー・エム・エス=だった。
10年ぶりの栄冠に富村は「優勝が自信になる。ゴルフ、楽しいですね」と笑顔を見せた。レギュラーツアーでは2015年の「ミズノオープン」で3位に入り、初シードを獲得。同大会で得た権利で「全英オープン」にも出たが、その後はパッティングに苦しみシードを手放した。久々の優勝も視線はすでに前へ。「今季は賞金ランク1位が目標。勝ち続けたいし、やることは変わらない」と力強かった。