
インテルがラツィオからイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビ(35)の買い取りに動き出したようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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昨夏の移籍市場最終日に買い取りオプションが付帯した1年間のレンタル移籍でインテルへと加入したアチェルビ。インテルとしては、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルやイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニら最終ライン3枚のバックアッパーという位置付けでの獲得だった。
しかし、今やアチェルビは最終ラインで最も序列が高い選手。ここまで公式戦46試合でピッチに立っており、決勝戦進出を掴んだチャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ第4節のビクトリア・プルゼニ戦から8試合連続でフル出場を果たしている。押しも押されぬ主軸の1人となった。
そんなアチェルビも来月末でレンタル期間終了に。代理人はラツィオサポーターとの関係悪化がインテル行きのきっかけとなったアチェルビがラツィオにはもう戻れないことを理解しており、財政難のインテルが少しでも安くアチェルビを買い取れるよう、クラブ間交渉を取り持っているという。
設定されている買い取りオプションは350万ユーロ(約5億2000万円)。この額自体は財政難のインテルでも支払えそうなものだが、インテルは代理人の協力も得つつ、150万ユーロ(約2億2000万円)への値引き+成績によって変動するボーナスという形にすることを目指しているとみられている。
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