「ミスワールド」日本代表の24歳 教員の道を断念し大会出場「自己肯定感が低かった」

「ミスワールド」日本代表の24歳 教員の道を断念し大会出場「自己肯定感が低かった」

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  • 更新日:2022/09/23
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「ミス・ワールド・ジャパン2022」グランプリに輝いた山口佳南さん【写真:山口比佐夫】

2年前に準グランプリを獲ったときは自信がなかった

世界最大のミスコンテスト「ミス・ワールド」の日本大会「ミス・ワールド・ジャパン2022」が22日都内で開催され、モデルでタレントの山口佳南さん(24歳)が日本代表に選ばれた。山口さんは富山県代表として、姉の真由さん(26歳)とともに姉妹でファイナルに出場した。同大会では過去に年度違いでの姉妹出場はあったが、同じ年に姉妹でファイナルに出場したのは長い歴史の中で初めてだという。

山口さんが最初に「ミス・ワールド」に出場したのは2年前の大学生の頃だった。当時教師を目指していた山口さんだったが教員採用試験と「ミス・ワールド」地方大会が重なり、迷った末に「ミス・ワールド」に出場するという大きな決断を下した。その結果、山口さんは準グランプリに輝き目の前の景色が一変。上京してモデルやタレント活動など新しい道を歩み始めた。

「教壇ではなく、カメラの前に立っている現在の自分……。2年前には想像することすらできませんでした。挑戦し続けることで、その先に開く可能性はどこまで続いていくということを知りました。ですが2年前の私は日本代表になる自信、世界に行く自信がなかったんです」

その理由について続けた。

「2年前の私はすごく自己肯定感が低くて、他人とすぐに比べてしまうところがあり、『何をしてもきっと自分はできないだろう』とすぐにマイナスな気持ちになっていました。そこで『これからもっと自分自身と向き合って私を認めてあげよう』そう思い、自分のすべてを受け入れようと考え方を変えました。『私は私らしく他の誰とも比べずに輝くことができるんだ』そう信じて、一歩一歩進んだ結果、日本代表になる自信、世界に行く自信が芽生えて今回の大会に挑むことができました」

そこで勝ち取った日本代表の切符。今の感想を聞くと

「私はこのグランプリを獲る瞬間をずっとイメージをしてこの日を迎えました。自分に自身が持てるようになり、自分を応援できるようになってふたたび挑んだ大会だったので本当にうれしい気持ちでいっぱいです」

「ミス・ワールド」史上初となる姉妹同時のファイナル出場が実現した。

「今回姉妹で出場できたことで姉にはすごく支えてもらいました。だから最初に感謝を伝えたい人は一番近くで私を見守ってくれた姉です」

夢だった教師とは違う道だが志は変わらない。

「この2年間、ずっと私の中から消えなかったもの、それは子どもたちに対する強い思いです。現在は地元の富山県で教育委員会と連携を取り、コロナ禍で体力が低下した生徒が増えているので、体力低下問題や体育などについて何かアプローチできないかということで新しい事業を進めています。学校現場からではなく外側からの協力になりますが、子どもたちに体育の楽しさやスポーツの魅力を伝えていきたいと思っています」

そしてファイナリストたちの思いを胸に「ミス・ワールド」世界大会へと挑む。

「今私が一番課題だと思っていることは英語力です。世界大会までにしっかりと鍛えて挑みたいと思います。私は特出した才能があるわけではありませんが、どこまでも挑戦し続けることだけは自信があります。子どもたちに挑戦した先にしか見えない世界や広がる可能性というのを伝えていくために日本代表として世界に挑みます」

過去には女優の田中道子(2013年)や世良マリカ(19年)、ダンスボーカルグループ「GENIC」の金谷鞠杏(20年)らを輩出した世界3大ミスコンテストの中で最も歴史が長い「ミス・ワールド」は、「目的のある美」をスローガンに美に集まる力を社会貢献に活かすことを目的に子どもたちの支援をはじめする積極的な慈善活動や各国の課題解決に取り組んでいる。2022年は応募総数7107人の中から満16歳以上28歳以下のファイナリスト32人がステージに立った。

ENCOUNT編集部

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