
菊地圭尚が地元でワガママボーイになる(東スポWeb)
函館競輪のナイターGⅢ・開設72周年記念「五稜郭杯争奪戦」が14日、開幕する。今年は初日特選(12R)メンバーの中に地元・菊地圭尚(42=北海道)の名前もある。
函館記念といえば菊地圭尚、菊地圭尚といえば函館記念、と言われるほどの〝函館の顔〟がトップ戦線に戻ってきた。
「いや~。またこのメンバーと一緒に走れる日が来るとは…。感慨深いですね」
ここ数年は競走得点を大幅に落とし、「正直、このまま終わっていくのかなって思った」と話す通りビッグ戦線からも遠ざかっていた。それでも「自分より年上の選手が活躍しているのを見て、まだまだ頑張らなきゃって」と気を奮い立たせて、見事に復活してみせた。
位置取りが注目された初日は、郡司浩平(31=神奈川)、守沢太志(36=秋田)の3番手回りに。函館記念ということもあり一部では〝郡司の番手は菊地?〟とのウワサもあったが「S班もいるし、身のほどをわきまえて(笑い)」と自重したようだ。それでも「せっかくですし今回は〝ワガママボーイ〟でいきますよ(笑い)。初日も後ろから(守沢を)抜くことしか考えてない」と〝悪い顔〟を見せた。
今年こそ地元で記念初Vを――。
何年も何年も言い続けてきた言葉が、今年ついに現実のものとなる? まずは初日特選で好調な豪脚を3番手から繰り出す!
東スポWeb