フォーマルなシーンでも活躍する“紺ブレ”に、今季トンレドの兆しが！ スタイリスト・兵藤千尋さん厳選の4点を、選びのコツとともにご紹介。
さらりと羽織って“きちんと感”叶う【紺ブレ】に、今季は注目！
一枚プラスすればきちんと感のある装いに引き締めてくれる【紺ブレ】。今季はディテールが更新されて注目のトレンドアイテムに！ 人気スタイリスト・兵藤千尋さん厳選の4枚をお届けします。
ボクシーなシルエットで仕立てのよいきれいめな一枚に、この春は投資の価値あり！
「懐かしい響きを感じる“紺ブレ”ですが、今年はよりメンズライクな佇まいに進化しています。肩の部分が少し大きめだったり、ボクシーなシルエットだったり…。ばさっとはおるだけで様になるデザインにブラッシュアップされています。
大人っぽく着こなすためには、まず濃紺のものをセレクトするのがポイント。青みが強すぎず、黒に近いダークな色味がよりおすすめです。折り返したりたくしあげたりせず、下ろしたまま着ると、よりこなれた印象に。
また、袖丈はあえて長めに作られているものが多いので、トレンドのボリュームパンツをはくときには上半身はきちんと感のあるアイテムでバランスを取るのがコーディネートの鍵。さらりと紺ブレを合わせれば、今っぽいお洒落が完成するので、ぜひお気に入りの1枚を探してみてくださいね」（兵藤さん）
1｜DES PRÉSのダブルブレストジャケット
ジャケット￥55,000（DES PRÉS〈DES PRÉS〉）
オックスフォード素材を使用したハリとやわらかな生地感によって、しなやかに体にフィットするダブルブレストジャケット。ブレザーをイメージした幅広のラペル（下襟）やダブルブレスト、ヒップにかかるくらい長めの着丈でマニッシュな印象に。
「深めなV字のラペルと、シャープなウエストラインによって、ボリュームあるボトムスともバランスをとりやすい一枚。アンティーク調のゴールドボタンがさりげないアクセントに。裏地つきのしっかりとした生地感で、春のアウターとしてもおすすめです」（兵藤さん）
2｜FRAY I.Dのクラシックブレザー
ジャケット￥83,600（FRAY I.D ルミネ新宿2店〈FRAY I.D〉）
海外のトップデザイナーも熱視線を送る世界的に知名度の高い日本の毛織物産地・尾州で生産されたウールギャバジンで織り込まれたダブルジャケット。袖口は折り返しができる本あき、光沢感のある裏地つきで袖を捲って表情を変化させることも。
「上質な素材を贅沢に使用したジャケットは、フォーマルなシーンでも活躍してくれること間違いなし！ シャープな襟とボクシーなシルエットが、洗練されたマニッシュな印象を叶えます」（兵藤さん）
3｜マルティニークのネイビーブレザー
ジャケット￥63,800（マルティニーク ルコント ルミネ有楽町〈マルティニーク〉）
ウールモヘア素材を使用した、しなやかで光沢感のあるブレザー。すとんと落ち感のあるボックスシルエット、ヒップを覆うくらいの長めの着丈によってシャープな印象に。襟先が少し丸みを帯びたデザインでフェミニンな風合いも兼備。
「フェミニンなデザインが得意なブランド“マルティニーク”の定番アイテム。一枚仕立てで軽やかなので、カーディガン感覚でさらりと羽織ったり肩掛けしたりと、初夏まで長く活躍してくれます」（兵藤さん）
4｜ROPÉのブレザージャケット
ジャケット￥42,900（ROPÉ）
ブランド定番の名品ブレザー。やや絞られた絶妙なウエストラインが、美シルエットを叶えてくれる。薄手の肩パットが肩幅をやや大きめに見せてくれるので、よりメンズライクで洗練された佇まいに。
「ロングセラーのこちらは、袖釦の仕立てまでメンズライクな仕様にこだわった一枚。限りなく黒にちかいネイビーなのでコーディネートしやすく、着回しが効くのも魅力。Tシャツに一枚はおるだけで着こなしをクラスアップしてくれます」（兵藤さん）
【問い合わせ先】
・DES PRÉS：0120-983-533
・FRAY I.D ルミネ新宿2店：03-6273-2071
・マルティニーク ルコント ルミネ有楽町：03-5222-1758
・ROPÉ：0120-298-133
●この企画で使用した商品の価格はすべて税込み価格です。
撮影／黒石あみ スタイリスト／兵藤千尋
