
上海郊外の水郷古鎮に新たな観光スポット「蟠龍天地」が登場
すっかり秋めいてきた上海。行楽の秋の到来も間近となるこのごろ、ホットな話題となっているのが4月にオープンした商業施設「上海蟠龍天地」だ。
上海郊外の青浦区に位置する蟠龍古鎮を再開発したエリアで、古鎮(古い町並み)の風景が広がり、週末になると多くの人が訪れ、にぎわいを見せている。

SNS映えする撮影スポットも多い
蟠龍天地にはおしゃれで若者に人気のカフェやネットでトレンドとなっているレストランが続々と出店している。水郷古鎮(水路が巡り、昔ながらの建物が並ぶ古い町並み)全体がテーマパークのようにデザインされ、開放感あふれる空間でゆったりと観光やショッピングが楽しめる。

水路脇も散策できるように整備されている
水路を小船で回ったり、いくつかある石橋を渡ったりと、散策スポットとしてもお薦めで、水路脇にはオープンテラスが多くあり、ゆったりくつろげる。ペット連れにも人気の散歩コースだ。

曇空でも映える景色
週末には多くの人が訪れて混雑しているが、平日の日中は周辺に住む市民の憩いの場になっており、観光客はあまり見かけないので、静けさが漂っている。

古鎮ファンにはたまらない風景
平日に訪れると、時間が緩やかに流れ、同じ上海でも市内とはまた違う一面を見ることができる。

広々としていて開放感がある
また、子供から大人まで楽しめるような工夫もある。乗馬やスケートボードができる施設、キャンプ気分が味わえるテントカフェなど多様なニーズに対応しているため、平日の夜でも家族連れの姿が多い。

週末はすぐに予約が埋まるテントカフェ
駐車場も完備しているが、交通アクセスも良く、地下鉄17号線「蟠龍路」駅から徒歩6〜7分の距離に位置する。周辺はまだ建設中の建物も多く、開発途中のところが少なくない。周辺エリアは今後も開発予定で、さらに充実した商業エリアに発展していく。

人気の乗馬レッスン
上海市民にとって気軽に日帰りで行ける秋の行楽地として、これからますます人気が高まることだろう。(提供/フライメディア)